バンガロールに来ちゃったの

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『次郎物語』[C1955-25]の「町」・上田

清水宏の『次郎物語』で、次郎の家は田舎の旧家である。途中、父親(竜崎一郎)が借金の連帯保証人になったことから没落し、町に出て酒屋を始める。この「町」というのがどこなのかは映画の中では語られないが、どうやら上田のようだ(原作には舞台設定が書かれているのかもしれないが、原作は知らないのでここでは気にしない)。


今日わかったのは二箇所。ひとつめは上田城跡(左写真)。母親の実家に預けられて小学校を卒業した次郎は、中学校へ入ると同時に実家へ戻る。上田城跡が出てくるのは、実家へ戻ってからの最初のショットで、中学生たちの通学風景を捉えたもの。アングルはかなり異なるが、左手に見えるのが西櫓、右側に見えるのが南櫓である。

もうひとつは、旧北国街道の緑橋あたり(右写真)。ここが出てくるのは、次郎(市毛勝之)が先生の家へ夕食に呼ばれて行くシーン。義理の母(父の後妻)・木暮実千代が長男の恭一に売り物の日本酒を渡し、次郎にもたせるように言う。そこで恭一が次郎を追いかけ、酒を渡すところである。次郎の家である酒屋は、このすぐ近くにあるようだ。橋の手前側の家は建て替えられているが、橋の向こう側の風景は、今もあまり変わっていない。