実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA FOCUS ON ASIA & WORKSHOP プログラムC

東京写真美術館ホールで開催されている、第24回東京国際映画祭の提携企画、SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA FOCUS ON ASIA & WORKSHOPで、プログラムC(公式)を観る。

『口ゲンカの行方(Lavasan-Tajrish)』(Ehsan Amani)[C2010-S]

ミニバスの車内を前からずっと撮っているだけの映画。前列にカップル、後方に電話中の男。カップルの片方は、かなり嫉妬深くてこうるさいアリという男で、女性の最近の行動や電話の相手をいちいち詮索する。後方の男が電話している相手もアリという名前で、つきあっている相手は悪い女だから別れるようにと説得中。車内のアリはだんだん自分に言われているような気になって、ますます執拗に女性を責める。なかなかおもしろかった。宅配ピザの店をどうやって知ったかとかそんなことまで問いつめる男なんてロクなもんじゃないと思うけれど、女性のほうも、おばさんのお見舞いに行ったはずなのに日に焼けて帰ってきたとか、けっこうやるなあという感じだった。

『Rain Town』(石田祐康)[C2011-S]

雨が降り続いて誰も住まなくなった街に女の子が迷いこむアニメーション。

『波瀾万丈(Paranmanjang)』(PARKing CHANce)[C2011-S]

朴贊郁(パク・チャヌク)監督、パク・チャンギョン監督がiPhoneで撮ったという映画。けっこうきれいだった。内容は巫堂とか出てきて苦手系。

『3.11 A Sense of Home Films』[C2011-21]

『3.11 A Sense of Home Films』の中から次の7本。