東京写真美術館ホールで開催されている、第24回東京国際映画祭の提携企画、SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA FOCUS ON ASIA & WORKSHOPで、プログラムB(公式)を観る。
『スーパースター』(萩原健太郎)[C2011-S]
日韓観光振興プロジェクト特別製作作品(公式)。ソウルで韓流スターを追いかける韓流おねえさん(櫻井淳子)の話。スターに夢中になる人を見て感じる「イタいポイント」がかなり網羅されていて、ちょっとやるせない気分になる。『スマイルバス』と比べたらこちらのほうがずっとおもしろい。
『中国野菜』(河村勇樹)[C2010-S]
中国産野菜の農薬問題かと思ったらぜんぜん違っていて、夫婦がナゾの中国野菜を育てる話。
『ふたつのウーテル』(田崎恵美)[C2010-S]
はじめて会った異母姉弟がトラックで旅する話。
『3.11 A Sense of Home Films』[C2011-21]
『3.11 A Sense of Home Films』の中から次の7本。
- 『Yayoi-March』(西中拓史)
- 『Future House』(アリエル・ロッター)
- 『希望の灯り(Hope of Light)』(レスリー・キー)
- 『余心』(桃井かおり):地震に遭う桃井かおり。
- 『(無題)』(キム・ソヨン):ベルリンの家。
- 『水をやる(Watering)』(ウィスット・ポンニミット):アニメーション。
- 『アナ、3分(Ana, Three Minutes)』(ビクトル・エリセ):66年めの広島への原爆投下の日、舞台へ出るまでの3分間。『二十四時間の情事』の台詞を引用して語りかけるアナ・トレント。情緒的な報道への批判と反原発メッセージ。
上映後、何人かゲストが来たみたいだけど、昼ごはんのためパスした。