実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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杏林醫院

花蓮の夏(盛夏光年)』[C2006-17]の冒頭に出てくる病院は、富源火車站(花蓮縣瑞穗郷)のそばの杏林醫院。この病院のシーンは、時間順ではラストシーンのあとに来るもので、短いながらこれから始まる映画に期待を抱かせる印象的なシーンである。


左写真が病院の外観。右写真は、アングルは逆だが、映画に出てくる入口のドアと廊下。廊下の椅子は映画に出てくるものとは違っている。門が閉まっていて、近づくと犬に激しく吠えられたが、門の格子の隙間からなんとか撮った。

この病院のシーンから小学校時代へと時間が戻るのだが、張孝全が回想を始めたようにみえるのに、次のシーンが張睿家のモノローグで始まるのが不思議。