実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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『適齢三人娘』(川島雄三)[C1951-18]

Meal MUJIで昼ごはんを食べたあとはフィルムセンターへ。「映画監督 川島雄三」(公式)の『適齢三人娘』(goo映画)を観る。ほぼ満員。以前会社を休んだ日に、スカパーをつけたらこれが始まって、つい観始めたらおもしろくて最後まで観てしまった映画。録画しそびれたし、映画館で観られるチャンスなので観に来た。

結婚適齢期の三人の娘が同じ男を好きになるというソフィスティケイテッド・コメディ。娘たちが津島恵子、幾野道子、小林トシ子、男が若原雅夫という全くソソられないキャストだが、それにもかかわらずとてもおもしろい。『東京マダムと大阪夫人[C1953-25]ほど馬鹿馬鹿しくもなく、軽快でスマート。終盤になって、少し重苦しく道徳的になるのが残念。

これだけの出来だとやはり惜しまれるのはキャスト。ヒロインが津島恵子なんだし、若原雅夫が鶴田浩二だったら文句なしなのだけれど。津島恵子以外の二人の娘も、若山セツ子と桂木洋子あたりだともうちょっとキャピキャピしていて、適齢三人娘というタイトルに合っていていいのでは。