今日は花火大会なので、花火の出てくる映画、『日本侠客伝 関東篇』(マキノ雅弘)を観る。『関東篇』はこのシリーズで一番好きな映画だが、『血斗神田祭り』が思いのほかよかった(id:xiaogang:20060803#p2)せいか、これは思っていたよりも見劣りした。花火のシーンなど、やはりスクリーンじゃないと臨場感がないせいかも。
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特別出演の鶴田浩二はもちろんヤクザ。青臭い健さんにくらべて鶴田浩二の渋さが引き立つ映画だと思っていたが、今回は、魚を買い付けに行くあたりから健さんに貫録が出てくるところが印象に残った。ちょっと青年の成長物語風の趣がある。
悪役は、本作も天津敏&遠藤辰雄コンビだが、遠藤辰雄は長門裕之に撃たれちゃったりして精彩を欠き、むしろ天津敏&山本麟一コンビで大活躍。やまりんは、どちらかといえばいい役のほうがいいのだが。