先日BSで録画した『レッツゴー!若大将』(映画生活/goo映画)を観る。監督は岩内克己、って誰だが知らないのだが、どうやらほぼ若大将シリーズ専用監督のようだ。
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特に興味のない若大将映画をなぜ観ようと思ったのかというと、香港澳門(マカオ)ロケがあるからである。しかしながら、香港も澳門も、さらには京都も、有名観光地をひととおりなめる程度であり、ほとんど観光映画にさえなっていなかった。澳門では、とりあえずお約束の大三巴牌坊(聖パウロ天主堂跡)は登場する。
この映画の最大の見どころは、飯田蝶子のチャイナドレス姿。若大将の香港土産を嬉々として着ているのだが、ロングならまだしもけっこうミニ。東山千栄子のヌード(『沙羅の花の峠』[C1955-18])と同じくらいびっくりした。香港からは陳曼玲という女優が出ているが、さして魅力的ではない。青大将に対していつも威圧的なところはよかったけれど。宝田明が日本に住む香港人の役で特別出演的に出ていて、得意の北京語を話しているのがちょっとしたチェックポイント。ちなみに香港で話されている言語はすべて北京語だった。