バンガロールに来ちゃったの

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『獄門帳』(大曽根辰保)[C1955-32]

フィルムセンターの特集「映画女優 香川京子」(公式)で、大曽根辰保監督の『獄門帳』を観る。

鶴田浩二香川京子笠智衆岡田英次という豪華キャストの時代劇。というより、笠智衆が牢奉行役の珍妙な松竹映画。ちょんまげの笠智衆なんて初めてかもしれない。時代劇でも同じ話し方なので笑える。

鶴田浩二が主人・岡田英次を殺し、その妻・香川京子と不義密通をした罪で死刑を言い渡され、それを不審に思った笠智衆が真実をつきとめようとするミステリーに、牢附近の大火事が重なって、パニック映画と人情劇の風味も付け加わっている。しかし131分と長く、鶴田浩二が誰をかばっているかは明らかなので、かなりもたつき気味。

牢にいる鶴田浩二はちょっとヘンだけど、回想シーンや香川京子とのシーンは悪くない。香川京子は予想どおり可憐だが、出番は少ない。岡田英次はちょっと悪者で残念。