実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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東京フィルメックスのラインナップ

TOKYO FILMeX(公式)の上映作品とスケジュールが、昨日発表された。でも昨夜は全然知らずに寝てしまい、今朝起きてからすごく慌てて(今から慌ててもしょうがないわけだが)、「たいへんだー」とか叫びながら朝ごはんを食べていた。

賈樟柯(ジャ・ジャンクー)と杜蒞峰(ジョニー・トー)は、ちょっと安易すぎるのではないかと思うほど予想どおり。李康生(リー・カンション)もそれに近い。実は侯孝賢(ホウ・シャオシェン)とか少し期待していたんだけれど、それはなし。全然予想していなかったのもいくつかあったが、嬉しい驚きみたいなのはなかった。いつものように常連中心のラインナップだが、ジャリリと小林政広東京国際映画祭に行ってしまったぶん、地味になったような印象もある。また、東京国際映画祭のアジアの風のカバー範囲が広がったぶん、フィルメックスのほうは中東色がうすれた。それからこれはずっと前からわかっていたが、フィルムセンターが山本薩夫監督特集というのがソソられない。

なんだか文句を言っているみたいになったが、もちろん観たい映画はたくさんあって、すごく楽しみである。観たい映画がけっこう行けそうなところにスケジューリングされているのは嬉しいが、夜が苦手な私にはきついスケジュールになりそうだ。