実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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『瞼の母』(加藤泰)[C1962-10]

銀座シネパトスの「名画座リクエスト特集」で、加藤泰監督の『瞼の母』を観る。22年ぶり二度め。

瞼の母 [DVD]

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世評は非常に高い作品だが、わたしのなかではこれまで「マザコン映画」という位置づけだった。しかし久しぶりに再見してみたら、納得できる設定だし、母親役が木暮実千代であまりベタベタしていないし、ラストも余韻があって、思いのほかよかった。まだ暑苦しくないけれど、松方弘樹も出てたしね(徳大寺伸も出てたけど)。