実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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『山猫(Il Gattopardo)』(Luchino Visconti)[C1963-10]

TOHOシネマズ みゆき座の「第三回 午前十時の映画祭」(公式)で、ルキノ・ヴィスコンティ監督の『山猫 イタリア語・完全復元版』を観る。20年ぶり三度めだが、イタリア語版は映画館でははじめて(以前、録画で観たときの感想は、id:xiaogang:20090826#p3)。

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  • ファーストショット:サリーナ公爵邸の門、外観、敷地内の風景などをバックにしたクレジットタイトルのあと、ミサが行われている部屋を外から写したショット。
  • ラストショット:跪いたサリーナ公爵(バート・ランカスター)が立ち上がり、路地へ去って消えるところ。
  • 冒頭のミサのシーンで、部屋のカーテンが風に揺れる様子や、そのレースを通して日射しがゆらめく様子がすばらしい。
  • 舞踏会で公爵とアンジェリーナ(クラウディア・カルディナーレ)が踊るシーンで、賞賛の眼差しで眺める人々に混じって写しだされる、タンクレディ(アラン・ドロン)、公爵夫人(リナ・モレリ)、コンチェッタ(ルッチラ・モルラッキ)の険しい顔が印象的。
  • 公爵の入浴シーンでのピローネ神父(ロモロ・ヴァリ)がはげしくアヤしい。