神保町シアターの特集「監督と女優とエロスの風景」(公式)で、増村保造監督の『痴人の愛』を観る。谷崎潤一郎の原作は未読。
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舞台は京急バスが走っているところの別荘で、バス停がなんとか海岸だったけれど聞き取れなかった。隣に住んでいるお医者さんが内田朝雄で、夜な夜な覗き見していたのがめちゃくちゃ受けた。ナオミの遊び相手の学生の一人が田村正和で、ナオミの魅力に取り憑かれ、彼女がいないと生きられないとか泣きそうになって訴えているのも笑えた。「女を選ぶのは自分のほう」という、現在の余裕あるイメージとは正反対。ところで、わたしも勉強するなら英語よりイタリア語がいいと思う。
今日はレディースデーのせいか、若い女性客をけっこう見かけた。じじばばの巣窟、神保町シアターに現れた期待の女の子たちを二組ご紹介。一組めは、ひとりが「あー、おもしろかったねー」と言っているのに、もうひとりは浮かない顔。「○○ちゃん、ダメだったのー?」と言いつつも「あー、でもおもしろかったなあ」を連発する最初の子。ふたりの今後の友情は如何に? 次は別の一組の会話。「○○ちゃん、こういう映画初めて?」「うーん、いくつか観てる。」「(急に鋭い声になって)えっ?なんでいままで誘ってくれなかったの?」「だってー、こういう映画誘いにくいじゃん。」「(強い調子で)でも誘ってよっ。」 ふたりでエロ映画を極めてください。