実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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香港旅行第三日:香港→鎌倉

香港站から機場快綫で香港國際機場へ。奇華餅家で少しおみやげを買う。口紅やクリームが液体とみなされるならあんこも液体のはずだが、紅豆燒餅はJ先生のポケットの中で無事にセキュリティチェックを通過。まだ時間に余裕があると思ってゲートでゆっくりトイレに行っていたら、最後のお客様になってしまって恥ずかしい思いをした。

帰りの便はJL028(定刻15:45-20:25)。まずい夕食を少しだけ食べて、デザートのハーゲンダッツ・アイスクリームはしっかり食べて、それから奇趣餅家の紅豆燒餅を食べる。こんなにおいしいものがHK$3で買える香港は天国だと思う。あとは映画も観ずに、買った本をパラパラ読んだりしているうちに羽田空港に到着。やはり羽田着は楽で、荷物を預けられるのも羽田だからこそ。などと思っていたら品川まで停まらない京急に乗ってしまい、遠回りして帰宅。今日の歩数は28020歩。

二泊三日と短期間だったけれど、行く場所やテーマを絞って予定を立てたので、思いのほか充実した旅ができた。「石井輝男で歩く香港」は、こころゆくまでとはいかなかったものの、そこそこ歩き回れたし、それなりに成果もあってまあ満足である。西環方面に行けなかったのが心残り。飲食に関しては、いろいろ調べる時間がなかったので、『香港女子的裏グルメ』、『香港路地的裏グルメ』にたいへんお世話になった。飛行機代を日割りにして「もったいない度」を計るわたしとしては、クリスマスに三日間はやはりもったいないが、当面長い旅行もできそうにないので、この経験を生かしてちょいちょい行けたらいいと思う。

今回はあまり繁華街に行かなかったので、どこにでも公廁があって“香港街道地方指南”で簡単に調べられる香港のすばらしさを見直した。香港島側の公廁はトイレットペーパーもあってけっこうきれいだったが、九龍側はトイレットペーパーは共同(適当に取ってから個室に入る方式)でそれほどきれいではなく、10年前とあまり変わっていなかった。しかし、きれいなビルでトイレが汚いと心がすさむけれど、公廁だとわりときれいというだけで得した気分になる。香港はもう公廁でいいやと思った。公廁萬歳。