実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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「ブー・ジュンフェン短編集」(巫俊鋒)

今日の三本めというか三プログラムめは巫俊鋒(ブー・ジュンフェン/Boo Junfeng)監督(公式?)の短篇集。上映されたのは、“Un Retrato de Familia/家庭寫真”[C2004-S]、“過客/Stranger”[C2004-S]、“Katong Fugue/加東賦格曲”[C2007-S]、“Bedok Jetty/勿洛碼頭”[C2008-S]、“Keluar Baris/散”[C2008-S]、“Tanjong Rhu/叢林灣”[C2008-S]の6本と、Electricoの“Faces”という曲のMV。前にも書いたように、チラシや公式サイトにせめてタイトルくらい書いておいてください。

一本めの“Un Retrato de Familia”は、マラッカのポルトガル系家族の話だと勝手に思って観ていて、「マラッカって進んでるな」とか思っていたら、ぜんぜん違ってスペイン留学時に撮られたものだった。どれも、数分から長くても20分に満たない短篇なので、感想は省略するが、同志電影が多いこともあり、現在準備中だという長篇第一作に多いに期待している。

上映後は、またまたインターネットを介して巫俊鋒監督とのQ&Aが行われた。巫俊鋒はかなりのイケメンだったので、監督もいいけれど同志電影(じゃなくてもいいけど)にどんどん主演してほしいと思う。

今回のシンガポール映画祭では、3本観たらドリたん人形(ドリたんはシンガポール政府観光局日本支局のマスコット)、7本観たらカヤ・ジャムをくれるということで、帰りに受付で両方いただいた。ありがとうございます。ケータイストラップ大を予想していたドリたんが、思いのほか大きくてとまどう。

シンガポール漬けついでに、晩ごはんは海南鶏飯食堂(公式)。それから麻布十番にまわって浪花家総本店で本日最後の鯛焼きをゲットして帰る。シンガポールマーライオン焼きを作って売ったらどうかと思う。