実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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『午後3時の初恋』の茴香

『午後3時の初恋』[C2007-35]の徐青青(郭碧婷)の家、老徐鐘錶店のロケ地は、茴香というお店である。‘老徐鐘錶’という看板がつけられたり、装飾などはいろいろ変わっているが、お店の構造など基本的なところは変わっていないと思われる。映画の中で青青が昼寝をしていた場所などもそのままあるようだった。

老徐鐘錶店はこの映画の中心的な舞台であり、ここが出てくるシーンは12回。青青が店じまいをしているタイトルバックのシーン。陳柏宇(張孝全)(人格は蔡子涵)がはじめて老徐鐘錶店を訪れるシーン。翌朝、柏宇(人格も)が店の前で寝ているシーン。同じ日、柏宇(人格は子涵)が二度めに訪れるシーン。柏宇(人格は子涵)が訪れて、同級生の蔡子涵だと打ち明けるシーン。青青が國中の卒業アルバムを探すシーン。柏宇(人格は子涵)が訪れて、國中時代の話をするシーン。その夜から翌朝にかけて、青青がハーモニカを探して吹けるようにするシーン。訪れた柏宇(人格は子涵)に青青がハーモニカを聞かせるシーン。柏宇が来ないので、子涵の家に電話をかけるシーン。訪れた柏宇(人格は子涵)を連れて子涵の家へ行くシーン。家を出るため、青青が仕事を片づけて荷物をまとめるシーン。


上左写真は、最初のシーンで、青青が表の看板をしまってドアを閉めるところ。上右写真は、2番めのシーンで、青青が外に出ると列車がやって来るところ。同じアングルのショットはほかにもいくつかある。下の写真は11番めのシーン。下左写真は、名前を呼ぶ声を聞いて青青が外に出ると、柏宇を乗せた列車がやって来るところ。下右写真は、柏宇が青青に列車に乗ろうと誘うところ。