実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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イワタのホットケーキ

J先生は休出なので(ウキウキ)、お昼はイワタへ村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』を読みに行く。関係ないけれど、8日には本屋に山積みになっていたのに楽天ブックスで予約していたら9日に届きやがった(言葉が汚くてすみませんが、こういうのって気が狂いそうになりませんか)。


注文はもちろんホットケーキ。本を読みたいから、「今日は50分かかっても100分かかってもいいぞ」と思っていたのに、こういう日に限ってすぐに来る。おかげで「3」までしか読めなかった。感想は全部読んでから書くつもりだが、なんだかしっくりこない。もっとはっきり言うとかなり違和感がある。家に帰ってから、清水俊二訳の『長いお別れ』と原著の“The Long Goodbye”の冒頭部分を斜め読みしてみる。少なくとも「1」の部分をみるかぎり、『長いお別れ』のほうがずっといいように思われる。

その『長いお別れ』だけど、愛読しすぎで、というか以前葡萄と同じ箱に入れて宅配便で送ったのが災いしてかなりぼろぼろなので、再読する前に買い替えようと思ったが、近所の書店どこにもない。『ロング・グッドバイ』を読んで『長いお別れ』も読んでみようという人は相当数いそうだから、前もって増刷して隣に平積みしておくのが賢い商売だと思うのだが。