実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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“伊莎貝拉(イザベラ)”(彭浩翔)(DVD)[C2006-19]

今日はどこへもお出かけしない日。まず、彭浩翔(パン・ホーチョン)の“伊莎貝拉(イザベラ)”[C2006-19]を、香港版DVDでじっくりと観る。東京国際映画祭で初めて観たとき(id:xiaogang:20061028#p2)は、ストーリーを追うのにかなりパワーを割かれてしまったが、今回は前回不明瞭だったところや細かいところまで観ることができた。

今回特に気づいた点や気になった点は次のとおり。

  • 杜汶澤(チャップマン・トー)が裁判に行ったあとの、部屋の不在ショット。前回はそれほど気に留めなかったが、これはやはりかなり気になる。
  • お母さんと杜汶澤の関係と、娘・梁洛施(イザベラ・リョン)と杜汶澤の関係とのあいだの対称性や反復。
  • 音楽自体はすごくいいので気にならないけれど、ちょっと音楽つけすぎだと思う。
  • 澳門(マカオ)ロケは、明瞭にわかるところは少ないが、探せばけっこう見つかりそう。ただ、最初に伊莎貝拉を探しに行く公園のような廃墟のようなところがどこだか全然わからない。