バンガロールに来ちゃったの

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『時空旅行ガイド 大上海 Great Shanghai 1842〜1949』(広岡今日子、榎本雄二・編)[B1179]

『時空旅行ガイド 大上海 Great Shanghai 1842〜1949』読了。

時空旅行ガイド大上海

時空旅行ガイド大上海

「むかしの上海」を探すガイドブック。外灘(バンド)やおフランス租界だけでなく、虹口や南市もちゃんと載っていてすばらしい。老房子や老店が紹介されていて、なかなか私のツボにはまっている。内部を大幅に改造したりばか高い料金をとったりするリノベーション建築に批判的な点もよい。

私が上海に行ったのは1999年だが、この本を読んだだけで、その後どれだけのものがなくなってしまったのか、どれだけの新しいものができたのか、その一端が垣間見えて興味深かった。北京か上海かと言われたら私は圧倒的に北京派なのだけれど、やはり上海もまた見に行かねばなるまい。

ところで、先日観た『フラワーズ・オブ・シャンハイ(海上花)』[C1998-06]で、舞台がイギリス租界といわれてもピンとこなかったのだが、この本を読んでいて、そういえば妓院というのは四馬路(現・福州路)にあったんだよな、ということを思い出した。『フラワーズ・オブ・シャンハイ』には、薈芳里、公陽里、尚仁里、東公興里という四つの娼館街が出てくる。あらためて『上海 歴史ガイドマップ』(ISBN:446923205X)を見てみると、薈芳里だけ載っていた。福州路と福建中路の交差点の北東側。また『フラワーズ・オブ・シャンハイ』が観たくなった。