実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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マレーシア旅行第一日:鎌倉→成田→吉隆坡(Kuala Lumpur)→喬治市(George Town)

  • 今年の黄金周は、4/26から5/2までマレーシアへ行くことにした。主な理由は、ここ数年『Rain Dogs(太陽雨)』[C2006-17]、『マクシン(Mukhsin)』[C2006-18]、『黒い眼のオペラ(鄢眼圏)』[C2006-27]、『父子(父子)』[C2006-14]など、マレーシア映画やマレーシアが舞台の映画(LINK)を立て続けに観て(しかも秀作揃いである)、「マレーシアへ行きたい気分」が盛り上がっていたから。ただし、ソフトが手に入らなかったりロケ地がわからなかったり調査する時間がなかったりしたため、具体的なロケ地探しの目的はほとんどない。
  • マレーシアは4回目だが、なんと9年ぶり。そのあいだにRM1硬貨と1sen硬貨が使えなくなっていて、RM8.08の損失。今回の主な訪問先は檳城(Penang)と怡保(Ipoh)。
  • 鎌倉の天気はくもり。大船から6:07の成田エクスプレスで成田空港へ。一度乗ったら冬でなくてもやめられない。今回も、ああらくちんだ、ああのんきだね。と思ったら、冷房が入っているのか単に暖房が入っていないだけなのか、すごく寒かったので損した気分。例によって「ROYAL第一主義」のJ先生のせいで、おなかがすいて倒れそうだ。
  • 最近はいつも「出国のピーク」と言われるような日に出かけているのに、成田空港はガラガラだった。ところが今日は、チェックインカウンターから長蛇の列。やっと終わって朝ごはん。ところが第二ターミナルにはROYALはなかった(じゃあ、何のために我慢したのだ?)。その後の出国審査では、出発ゲートの北口が閉鎖され、南口が長蛇の列。北口では何か事件があったらしくて警官がうじゃうじゃいた。熱帯への旅行は、日焼け止めやら虫よけやら液体が多く、機内持ち込み用ケースはぱんぱんだが、難なく通過した。
  • 10:30発のマレーシア航空MH089便でクアラ・ルンプール(KL)へ向かう。目的地はペナンで、前回のペナン訪問時は直行便で行ったが、今回はなくなっていたのでKLで乗り換えなければならない。機内サービスは、ピーナッツとドリンク、昼食、軽食とドリンク。ドリンクが最初からコップに注がれているのが特徴的。今回は十分な準備ができていないので、旅先での計画を立てたり、マレー語の勉強をしたりして過ごす。向かい風のため、定刻の16:40から1時間近く遅れてクアラ・ルンプール国際空港(KLIA)到着。KLは晴れ。
  • ペナン行きに乗り換えるため、エアロトレイン(左写真)でメインターミナルへ移動。入国審査を済ませ、国内線出発ゲートへ。国際線ゲート附近は、中国語の案内もないのに日本語の案内が氾濫していた。国内線出発ゲートの放送は、マレー語、英語、北京語。タミル語が全然ないのに違和感あり。トイレは右写真のような感じでいちおうきれい。写真には写っていないがトイレットペーパーはある。マレー式手動ウォシュレットももちろんある。


  • 19:10発のMH1162便でペナンへ向かう。グァバジュースを飲んでピーナッツを食べているうちに、定刻の20:00ごろバヤン・レパス(Bayan Lepas)国際空港へ到着。11年ぶり、3回目のペナン。11年前はかなりの田舎空港だったが、改装されたらしく国際空港らしい立派な空港になっていてちょっとつまらない。ジョージタウンへはバスで行きたいところだが、バス停が遠いこと、時間が遅く運行状況が不明なこと、時間がかかること、タクシーが定額制であることなどから、安易にタクシーにする。効率よくホテルに到着したのはいいが、やはりRM38は高すぎる。
  • ジョージタウンの宿はチョン・ファッ・ツィー・マンション(張弼士府第/Cheong Fatt Tze Mansion)、通称ブルー・マンション(公式)。1880年代に建てられた客家人大富豪、張弼士(Cheong Fatt Tze)の故居で、現在ホテルとして使われている。螺旋階段をぐるぐる上って二階にある部屋は、写真のような感じで悪くない。テレビ以外、ひととおりのものは揃っている。


  • 晩ごはんを食べに出かける。暑い。暑いけど愉しい。近所にはあまり開いている店がなかったので、隣にある紅圓(Red Garden Food Paradise)というフードコートで、怡保雞飯(左写真)、サテ(右写真)などを食べる。久しぶりにアンカー(Anchor)とタイガー(Tiger)が飲めて満足。


  • 今日の歩数は9838歩。