実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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澳門旅行第七日:澳門→香港→鎌倉

  • 最終日。昨日の夕方、瑪嘉烈蛋撻店へ蛋撻(エッグタルト)を買いに行ったら定休日だったので、今日の朝食は絶対に蛋撻を食べると決意して5時起きする。6時すぎの澳門(マカオ)の街はまだ真っ暗で、葡京酒店(リスボア)の瘋狂巴黎艷舞團(Crazy Paris Show)のネオン(写真)が鮮やか。これは、『ソウル(老娘夠騒)』[C1986-V]でも『ロンゲストナイト(暗花)』[C1997-34]でも映っていたはず。
  • 休み明けのせいか、瑪嘉烈は開店時間になっても開かない。議事亭前地(セナド広場)まで散歩してぶらぶらする(写真)。ライトアップされた広場は人影も少なく静かで、昼間や夜とは別世界。瑪嘉烈に戻ると一応開店していたが、カフェはまだやっておらず、蛋撻もない。やむなくクロワッサンをテイクアウト。蛋撻食べ納めはまぼろしとなった。
  • 維景酒店(メトロパーク)をチェックアウトして澳門外港碼頭へ。香港國際機場行きの噴射飛航(ターボジェット)は一日五便しかないので、飛行機は3時すぎなのに9:45のに乗らなければならない。手続きは順調にすんで、待合室でかなり待った。澳門のトイレは公厠でさえハンドドライヤーがあるのに(ただし使えるとは限らない)、この比較的新しいフェリー乗り場では、どのトイレにもない(ペーパータオルもない)のが不思議。
  • ターボジェット内では、まわりを大陸からのツアー客に囲まれる。みんな好きなことを言ったりしたりしていて、ツアコンのおねえさんは大変そう。海は荒れていたが、寝ていたらあっという間に着いた。香港國際機場では、飛行機のチェックインなどすべての手続きを碼頭で終えてからターミナルへ移動する。下船から30分ですべて終わったので、これなら次の13:00の船でもよかったかもしれない。
  • 飛行機に乗るまで、3時間半も空港の中で過ごさなければならない。まずは阿二靚湯で昼ごはん。今回の旅行では飲茶をしていなかったので、叉燒包などを食べる。さきほどチェックインのあとで、航空券代に含まれている空港使用料一人120香港ドルを返してくれた(香港に入国しないため)。澳門では、240パタカあれば二人でワインつきの昼ごはんが食べられるが、澳門より物価の高い香港の、さらに物価の高い空港では、こんな昼ごはんで消えてしまう。
  • 新しくて大きい香港國際機場は、イミグレの中にもお店がたくさんあった。ひととおり回ってみるが、ほとんどブランド店など用のない店ばかり。上海灘があったので喜び勇んで入ってみたが、あまりに高いのでそそくさと退散。ふつうに買い物をするつもりで考えればそれほど高いわけではないが、今までいた世界とあまりに違いすぎて全く手が出ない。
  • 残りはSTARBUCKSで過ごし、NH0910(定刻15:25-20:15)に乗ってほぼ定刻どおりに成田に着く。帰りも成田エクスプレスで快適に帰る。澳門は思ったより暖かく、冬の寒さなど忘れていたが、日本はとても寒い。今日の歩数は17928歩。