実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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澳門陸軍俱樂部のアラカルト

晩ごはんは澳門陸軍俱樂部(写真)で、グリーンアスパラと腸詰の卵炒め、ミックスベジタブル炒め、シーバスの炭火焼(写真)を食べる。残念ながら緑のワインのハーフが切れていたので、白ワインのハーフを飲む。ポルトガル料理店の魚メニューは、馬介休(これはタラの塩漬けのようですね)とシーバス(中文名失念)と鰯とあともう一種類くらいしかない。シーバスは、ブラックバスの悪いイメージもあって避けていたが、食べてみたら当たりだった。一匹どーんと出てきて大きさもちょうどいいし、味もおいしい。今度澳門に来たら、もっとシーバスを食べることにしよう。

澳門陸軍俱樂部はかなり大きな建物で、一階の正面部分がポルトガル料理レストランになっている。クラシックな雰囲気で、ちょっと堅苦しいけれどサービスの感じがいいのでさほど気にならない。でも少しお洒落して行ったほうがいいかもしれない。ガイドブックには要予約と書いてあったりするが、おそらく平日の夜なら大丈夫だと思う。

今日のお客さんは、まず日本人のツアーが二組。一組は世界遺産を巡る年配の人たちのツアー。これが最後の夕食ということでみんなおめかししており、ツアコンが挨拶をしたり、現地手配会社の人がやって来たりして大騒ぎだった。もう一組はたぶんツアーの一環ではなく、フリー日にツアコンや現地ガイドに連れてきてもらった、という感じ。ツアコンは一緒に食事をしていて、現地ガイドは食事の間どこかに行っていて、もう一人別のテーブルで食事をしている人がいた。ツアーに参加した経験はないので、観察してあれこれ推測していると飽きない。

最初は日本人ばかりでげんなりしたが、そのうち地元の人を含め、いろいろなお客さんがやって来た。一番おもしろかったのは、両親と息子二人の香港人家族(推定)。スープが来たらすぐに胡椒を所望したと思ったら、お父さんがどの料理にも胡椒をかけまくっていて、健康に悪いのではないかと心配になった。