PVR Koramangalaで、Ahishor Solomon(アシショール・ソロモン)監督の“John Day”(facebook)を観る。ヒンディー語。Naseeruddin Shah(ナシールッディーン・シャー)、Randeep Hooda(ランディープ・フーダー)主演。
- 陰謀に巻き込まれて家族を失った銀行マン(ナシールッディーン・シャー)が、謎を解明しつつ復讐に走るというサスペンス。もちろんダンスはない。“La caja 507(Box 507)”というスペイン映画のパクリだとあちこちに書いてあるが、その映画を知らないので気にしないことにする。
- この映画はランディープ・フーダー目当てで観た。“Bombay Talkies”では、役柄は興味深かったけれど彼本人については特になんとも思わなかったのだが、BDで観た準主演の“Once Upon a Time in Mumbaai”がかなりよかったので、公開予定作をチェックしてスケジュールに入れたのがこの映画。ヘンタイ暴力刑事役だが、ぜんぜん笑わなくてダークな雰囲気が超かっこよかった。
- ナシールッディーン・シャーとランディープ・フーダーの存在感が圧倒的で、ふたりが銃を向け合うシーンはやっぱり萌える(ふたりが同志(そういう意味ではなく)になることがない点が弱いとは思うが)。ナシールッディーン・シャーがおじさんなのにアクションがんばっているのも見どころ。
- 影を効果的に使った夜の路地の追跡シーンや、電燈の点滅が印象的な屋内での銃撃シーン、墓地の木漏れ日など、映像的にも見ごたえがあった。