ポレポレ東中野で開催されている中国インディペンデント映画祭2011(公式)で、趙大勇(チャオ・ダーヨン/ジャオ・ダーヨン*)監督の『ゴーストタウン』を観る。
- かつて雲南省怒江慄僳族自治州碧江縣の中心であったが、碧江縣が廃止されてゴーストタウンとなった知子羅村(現・怒江慄僳族自治州福貢縣匹河怒族鄉)に、勝手に住みついている少数民族の日常を描いたドキュメンタリー(ゴーストタウンとなったいきさつなどについては、http://news.sina.com.hk/news/1217/3/2/1914443/1.html、http://www.wretch.cc/blog/mikean/23529136などを参照)。
- 『神の御言葉(上帝的聲音)』、『記憶』、『少年』の三部構成。どれかといえば『記憶』がいちばんよかった。
- 廃墟の町というだけで魅力的だけど、中華な建物・八角樓と、その前に立つ安っぽい感じの毛さんの像が、この町をいっそう魅力的にしている(ただし上記記事を見たところでは、毛さんはもういないようだ)。
- ローアングルで捉えられた風景、木洩れ陽ややたらといる動物たちが印象的。