フィルムセンターの特集「生誕100年 木下忠司の映画音楽」で、瀬川昌治監督の『密告(たれこみ)』を観る。安藤昇主演。
- 安藤昇様追悼。
- スタイリッシュなギャング映画を作ろうという気概に満ちているが、時々弛緩してしまっている印象。ただし、安藤昇が出てくると、そこだけ妙にかっこいい。
- 『三つ数えろ』の「俺だ、撃つな」のシーン(『リオ・ブラボー』もだっけ?)をパクっていた。まあパクりたい気持ちはわかる。
- 以前から木村功は日本の李子雄(レイ・チーホン)だと思っているけれど(いや、木村功のほうが先だって知ってますよ)、これは「ああ、やっぱり」と思わせて、もう少しひねってあった。