PVR: Forum Mallで、Bejoy Nambiar(ビジョーイ・ナンビヤール)監督の“Wazir”を観る。ヒンディー語。Amitabh Bachchan(アミターブ・バッチャン)、Farhan Akhtar(ファルハーン・アクタル)、Aditi Rao Hydari(アディティ・ラーオ・ハイダリー)主演。
- お話はおもしろいが、もっとクールに撮れるのに(たとえば東映とか…)という残念感が漂う映画。
- ちょっと設定が弱いせいか(たぶん)、バッチャン様の行動も、ファルハーンとの結びつきも、政治家の秘密も、奇想天外すぎるように感られてしまう。
- バッチャン様は、思い入れのある人が観るとたぶんめちゃくちゃかっこいい役だが、わたしはけっこう苦手なので堪能できなかった。
- それぞれは熱演していても、バッチャン様とファルハーンとのあいだに「男の友情萌え」みたいなものが感じられないのがいちばん弱いところ。
- タイトルバックでいきなり「しあわせいっぱいに暮らしていたファルハーン一家」が描かれるのだが、そこでのファルハーンがいくらなんでもというくらいデレデレしているのが楽しい。
- チェスがわかる人はもっと楽しめるかもしれない。
- Srinagarがちょっとだけ出てくる。
- 映画の前に偶然カップケーキ屋さんの前を通り、なんか呼ばれている気がしたが、やっぱり映画にカップケーキが出てきた。食べておくべきだった(昼ごはん前だったが)。でも出てきたのは紫と水色のカップケーキで、正直まずそうだ。