実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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“Zanjeer”(Apoorva Lakhia)[C2013-25]

PVR Koramangalaで、Apoorva Lakhia監督の“Zanjeer”(facebook)を観る。ヒンディー語。Ram Charan(ラーム・チャラン)、(プリヤンカー・チョープラー)主演。

  • 1973年のバッチャン様主演映画のリメイク。甄子丹(ドニー・イェン)みたいな暴力警官のラーム・チャランが、オイルマフィアのPrakash Raj(プラカーシュ・ラージ)と闘うアクション映画。プリヤンカー・チョープラーとのラブコメ的要素もけっこう大きい。B級っぽいけれど、なかなか楽しい映画だった。
  • ラーム・チャランってちょっと変わった顔だなあと思っていたらテルグ語映画のスターだそうで、これがボリウッドデビュー。目元が濃い感じがボリウッド俳優にはない感じで、なかなかかっこいい。要注目。実はインドに来てまだテルグ語映画を観ていないのが懸念事項のひとつなので、調べてみたら次作はテルグ語映画“Yevadu”。観るぞーと思ったのも束の間、10月10日公開って観られないじゃないの。その次はサルマーン・カーンと共演のヒンディー語映画みたいなので、まだ当分テルグ語映画はおあずけでしょうか。ちなみに日本では、2000年に『愛と憎しみのデカン高原』を観ている。
  • プリヤンカーは、顔のパーツが派手すぎて雰囲気がイケイケっぽすぎるのであまり興味がなく、この映画はまさしくそういうイメージなのだけど、意外にもなかなかキュートでよかった。『プリヤンカーの牯嶺街少年殺人事件』なシーンもあります。彼女が着ていた‘I love Mumbai Police’Tシャツがほしい。
  • ラーム・チャランがすごくよさそうなうちに住んでいて、いいなあと思いながら観ていた。ムンバイに転勤してきたばかりなのになぜですか。社宅(官舎)ですか、それ。だったらうちと替えてください。
  • インド映画は制服系ポリスものが多いので、街であのカーキ色の制服を見かけるたびに「おおっ」と思うのだけれど、街を歩いているのはスマートじゃないおっさんばかりで萌えません。実世界でもイケメン警官の配置を希望。
  • 客層が思いっきりどすこい男子だった。アクション映画ってどこの国でもそうなの?