バンガロールに来ちゃったの

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『今年の恋』(木下惠介)[C1962-37]

オーディトリウム渋谷の特集「イケメン天国 知られざる木下惠介」(公式)で『今年の恋』を観る。9年ぶり二度め。

木下惠介 DVD-BOX 第5集

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↑バラで出してください。

  • 相川美加子(岡田茉莉子)と山田正(吉田輝雄)が、それぞれの弟、相川一郎(石川竜二)と山田光(田村正和)が親友であることから知り合い、反発しながらも惹かれていくという楽しいラブコメ岡田茉莉子吉田輝雄は文句なしに美しく、コミカルな面もうまく引き出されている。
  • しかし、木下惠介は輝雄様よりも田村正和にご執心らしく、岡田茉莉子吉田輝雄が知り合ったりいがみ合ったりするきっかけにすぎないはずの弟たちのシーンがやけに長い。田村正和と石川竜二は女の子に関心ももたず、いつもべったりくっつき、やたらと憂鬱がる。ふたりが殴られるシーンが2回あるが、常にブサイクなほうの石川竜二が顔を殴られるのもおかしい。
  • 彼らの父親役は三遊亭円遊と野々村潔(岩下志麻のお父さんって知りませんでした)だが、役柄も含め、三島雅夫有島一郎のニセモノに見えた。
  • ラストの除夜の鐘のシーンは京都の知恩院
  • 車で熱海に行く途中で小田原城が見えるシーンがあるが、「あんなところにお城が…」より「あんなところに秘宝館が…」のほうがよかったな。残念ながら熱海秘宝館は1980年の開業だそうで、この映画の撮影時にはまだなかった。