バンガロールに来ちゃったの

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SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA FOCUS ON ASIA & WORKSHOP プログラムA

東京写真美術館ホールで開催されている、第24回東京国際映画祭の提携企画、SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA FOCUS ON ASIA & WORKSHOPで、プログラムA(公式)を観る。

『663114』(平林勇)[C2011-S]

66年に一度羽化するセミが、羽化の途中で3.11の大地震に遭うアニメーション。

『パープルマン(A Purpleman)』(Kim Tak-hoon, Yoo Jin-young, Ryu Jin-ho, Park Sung-ho)[C2011-S]

脱北者を描いたアニメーション。北朝鮮で迫害され、脱北して韓国に来たら天国のようだったが、差別や貧困のため次第に住みづらくなり、さらに経済危機が追い討ちをかける。かなりストレートな話だが、韓国の豊かさや経済危機の影響を、食べ放題のゆで卵で表しているのがおもしろい(思わず「コレステロールが…」と思ってしまう)。

『XXな男2人と美少女(變態,無頼,與被夾在中間的女人)』(陳良侯)[C2010-S]

師大附中(國立台灣師範大學附屬高級中學)が舞台のブルマーフェチ映画。バスの中で宋紀妍(ソン・ジーイエン*)のかばんからブルマー(正確には短パン)が盗まれ、目撃していた王柏傑(ワン・ポーチエ/ワン・ボージエ*)が盗んだおじさん(林田充知夫)を追いかけて取り返すが、なかなか宋紀妍に渡せなくて…というとっても楽しいお話。『スプリング・フィーバー[C2009-24]に続き、男性が女性から‘變態’と罵倒されるが、中国語の‘ビエンタイ’という響きは日本語よりも強烈である。

台湾らしい光や、師大附中周辺と思われる古びた家のたたずまいもいい。今回の東京国際映画祭ではロケ地にときめく台湾映画があまりなかったので、そのぶん大いにときめかせてもらった。

『スマイルバス』(パク・サンジュン)[C2011-S]

日韓観光振興プロジェクト特別製作作品(公式)。パク・コニョンが突然姿を消したリュ・ヒョンギョンを追って日本へ行き、彼女がバスガイドを勤めるバスに乗り込んで再会する話。くさい展開や別れた理由にいささかうんざり。

鎌倉・江ノ島ロケというのが注目ポイントだったが、ぜんぜん魅力的に撮られていなくてがっかり。よりによって江ノ島の恋人の丘(龍恋の鐘)がメインのロケ地に選ばれているのには唖然。あの場所って(むろん、行ったことはない)地元の人にはどう思われているのだろうか。

『3.11 A Sense of Home Films』[C2011-21]

『3.11 A Sense of Home Films』の中から次の7本。三つに分けて上映する意味が全く不明。嫌がらせとしか思えない。

  • 『ひげ』(百々俊二)
  • 『People Have the Power』(スティーブン・セブリング):語るパティ・スミス
  • 『家(Alone Together)』(賈樟柯(ジャ・ジャンクー/ジア・ジャンコー*)):マッサージ師の夫と妻(趙濤)と息子の三人家族。ひとりでいるシーンと二人ずつのコミュニケーション。霞んで見える工場の風景が印象的な前半のロケ地は、北京市石景山區の首鋼群名湖と思われる。


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