実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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熱海旅行第一日:鎌倉→熱海

寒い日が続き、温泉が恋しい今日このごろ。よく晴れた土曜日の9時半、熱海へ出発する。少し雲がかかってはいるが、でっかく見える富士山(↓左写真)に、少し荒い波とサーファーたち。いつものR134風景である。出発が遅れたので、いつもの場所で順調に(?)渋滞。今回は熱海ビーチラインには入らず、国道135号を南下する。走湯温泉跡を見に行くのが目的だったが、走っていればわかるだろうという甘い考えが災いし、見事に通過してしまって断念。12時すぎに熱海市街へ到着し、ホテルの駐車場にパンダを停めてドライブ終了。熱海駅前の古民家カフェCAFE KICHI(↓右写真)で昼ごはんを食べる。居心地がいいのでお茶を飲みに来たいけれど、なぜかいつも昼ごはん。


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食後は、チェックイン時間まで市内をぶらつく。大湯間歇泉へ行ってみると、お湯は一向に噴出しなかったが、傍らに、市外通話発祥の地を記念した電話ボックス(↓左写真)を発見。京橋にあった日本最初のボックス公衆電話を模して復元したもの。すぐ近くの湯前神社では、『黄色い風土』や『ヤンヤン 夏の想い出』が撮影された、今はなき「つるや」の名前を発見(↓右写真)。かつての栄華がしのばれる。「つるやホテル」ではなく「パリー風呂つるや」なのがいい。

14時すぎ、HOTEL MICURAS(↓左写真)にチェックイン。部屋はオーシャンビュー(↓右写真)のスーペリア。まずはひと風呂浴びる。ミクラスのお風呂は内湯+露天風呂の大浴場のみだが、横に広い露天は目の前が海で圧巻だ。


温泉で温まったらおやつの時間。近くのケーキ屋、モンブラン(↓左写真)でケーキを食べる。いちおう店内で食べられるけれど、もう少しちゃんとした喫茶スペースがあればいいのにと思う。
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それから三木製菓へ寄ってネコの舌とバームクーヘンを買い、サンビーチを散歩。海に向かって右手の山を眺めると、稜線に沿って熱海秘宝館、熱海城、仏舎利塔、風雲文庫(↓右写真)が点在する。熱海ってやっぱりアヤしい。


ホテルに戻り、ソファやデイベッドが備えられた部屋を満喫する。J先生はワケあって『春のワルツ』のDVDを観ていたが、もう観たわたしはシュニッツラーの『みれん』(森鷗外訳)を読む。オーシャンビューを楽しむ時間はあまりなく、まもなく夕暮れ。

今回は朝食のみのプランにしたので、晩ごはんは老舗の洋食屋、スコット旧館(↓左写真←昼間撮影)へ。オニオングラタン、コンソメ、ビーフシチュー(↓右写真)、ハンバーグステーキ、野菜サラダを食べる。


ホテルに戻り、ほかの宿泊客がまだ夕食を食べているであろう時間を狙ってお風呂へダッシュ。少しいた先客もいなくなり、露天をひとりじめ。夜だと海はほとんど見えないが、星が見えてこれまた気持ちいい。お風呂のあとは、昼間買ったバームクーヘンを食べる。うまい。