バンガロールに来ちゃったの

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「泣ける映画。」(『BRUTUS』2009年12月1日号)[M18-675]

今日はフィルメックスはお休み。『BRUTUS』2009年12月1日号の特集『泣ける映画。』を読む。読む気がしないページもあって、読了はしていない。

BRUTUS (ブルータス) 2009年 12/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2009年 12/1号 [雑誌]

「泣ける映画」と聞くと、くだらない映画の予告篇の文句みたいでちょっと引いてしまうが、特集の最初のページに次のように書いてあったので、とりあえず安心。

「泣かす映画」には興味はないが、「泣ける映画」はたまらなく好きだ。泣かそうとする映画は最近増えているような気がするが、しみじみと切ない気持ちで泣ける映画は意外と少ない。(p. 18)

「泣かす映画」にも良心的なものから悪質なものまであり、ろくでもないものほど涙は出やすいと思う。ほんとうに心を動かされたときは、簡単に涙など出ない、とわたしは思っている。だから、「泣ける映画」とは、実際に「泣く」とか「涙が出る」とかに限らず、「精神的に泣ける映画」であると解釈することにする。

この特集ページには、1位から10位まで37本の映画が挙がっている(同点があるので)。観ている映画は17本しかないが、客観的にみればそれなりに納得できなくもない。しかし、わたしの挙げたいものはぜんぜん入っていないので、個人的に「泣ける映画ベスト5」を選んでみた。一回めの観賞は当てにならないと思っているので、ヴィデオを含め複数回観たもののなかから選択。また、上述のように、「精神的に泣けるもの」であり、実際に泣いた/泣くかどうかにはこだわらない。順不同=製作年順。

  1. 『童年往事 時の流れ(童年往事)』(侯孝賢)[C1985-34]
    泣けるポイント:ラストシーン。主人公の最後のモノローグ(でも、今出ているDVDの日本語字幕より、公開時の映画の日本語字幕のほうがいい)。
    童年往事 時の流れ [DVD]

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  2. ブエノスアイレス(春光乍洩)』(王家衛)[C1997-04]
    泣けるポイント:毛布を抱いて泣く張國榮(レスリー・チャン)とか。
    ブエノスアイレス [DVD]

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  3. 『藍宇 情熱の嵐(藍宇)』(關錦鵬)[C2001-07]
    泣けるポイント:ラストシーン。胡軍(フー・ジュン)の車の車窓の風景と、バックに流れる“你怎麼捨得我難過”。
    情熱の嵐 ~LAN YU~ [DVD]

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  4. 『イザベラ(伊莎貝拉)』(彭浩翔)[C2006-19]
    泣けるポイント:出頭する杜汶澤(チャップマン・トー)の部屋の無人のショット、梁洛施(イザベラ・リョン)が杜汶澤をバイクで送っていくとろ。
    イザベラ [DVD]

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  5. 『九月に降る風(九降風)』(林書宇)[C2008-06]
    泣けるポイント:卒業式のシーンに挿入される無人の学校のショット。