『女の中にいる他人』[C1966-19]で小林桂樹が泊まる松風館という旅館は今はなくて、別の建物が建っていた。何の建物かはよくわからなかった(上左写真)。これは、新珠三千代が一晩遅れて芦ノ牧温泉にやって来て、ふたりで散歩に行くシーンの最初のショットで、ふたりが旅館を出てくるところ。
あとの3枚は、旅館への道を旅館側から見たところで、上右写真→下左写真→下右写真の順に旅館から遠い。下左写真は、旅館から出てくるショットに続き、新珠三千代が小林桂樹の少しうしろを歩いて行くところ。下右写真は、この散歩シーンの最後、トンネルで小林桂樹から真実を聞いたあと、新珠三千代が先に立ってすたすたと旅館に戻ってくるところ。このショットの前のショットは奥多摩で撮られているが、すごくうまくつながっていて違う場所だとはわからない。上右写真は翌朝のシーンの最初のショットで、新婚さんが帰って行くところ。