バンガロールに来ちゃったの

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『若山富三郎・勝新太郎 無頼控 おこりんぼ さびしんぼ』(山城新伍)[B1327]

今年の初読書は、帰省復路の飛行機の中。家までかかって、帰省往路から読み始めた『若山富三郎勝新太郎 無頼控 おこりんぼ さびしんぼ』を読了。

おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)

おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)

若山富三郎勝新太郎兄弟にはあまり興味がなかったのだが、最近、若山富三郎がシリアスな演技をしている映画を続けて再見し、ちょっと興味がわいてきた。そこで、おもしろいという噂のこの本を読んでみたところ、噂どおりなかなかおもしろかった。一般的なイメージとは逆に、勝新太郎よりも若山富三郎のほうがヘンな人のようだ。

若山富三郎の話ではないが、ゴールデン・ハーベストで製作したブルース・リーの映画を勝プロで配給してほしいと言われたのに、試写を観て断ってしまったというエピソードが興味深い。

この二人以外の俳優の名前もいろいろ出てくるが、勝新がらみで田中春男の名前が出てきたのが意外だった。鶴田浩二高倉健菅原文太などの名前も当然のように出てくるが、鶴田浩二って誰の本を読んでも評判悪いですね。あと、津川雅彦が『プライド 運命の瞬間』に出演したのをきっかけに、「東条英機は悪くなかった」とか熱く語っているらしいという話が載っていた。そんなことを聞くと、マキノ雅彦の映画もコワくて観られないじゃないですか。

山城新伍という俳優はあまり好きではないが、最近のタレント批判やマスコミ批判など、共感できるところも多かった。