実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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パティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤの渋皮マロンロール+『激動の昭和史 沖縄決戦』[C1971-23]

「帰りにチャヤに寄るよね」としつこく言い続け、秋限定の渋皮マロンロールをゲット。


渋皮マロンロールを食べながら観たのは、岡本喜八監督の『激動の昭和史 沖縄決戦』。
激動の昭和史 沖縄決戦 [DVD]

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実はこの連休は、「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー―山形in東京2008」に行って中国ドキュメンタリーとオキナワ映画を観るはずだったが、諸般の理由で断念。しかたがないので、おうちでオキナワ映画というわけである。

あらためて、丹波哲郎仲代達矢小林桂樹という配役があまりにもはまっているのに感動。なかでも、およそ軍人らしくない仲代達矢のしゃべり方が最高。アメリカに留学した冷静な理論家という役柄には合っているが、激しく戦意を喪失するしゃべり方。忙しかったので、おやつのあとは画面は見ず、音だけが聞こえていたが、もう声を聞いているだけですごくおもしろい。見えざる手にテレビの前に連れて行かれそうになって困った。