CAFE FREDY(公式)で昼ごはんを食べると、J先生は美容院だの食物映画だのに行ってしまう。わたしはフィルムセンターで、2本目の『日本俠客伝 絶縁状』(映画生活/goo映画)。
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2006/07/21
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キャストはふたたび地味になり、今回は天津敏も長門裕之も出ていない。健さんの子分が藤山寛美、待田京介、曽根晴美というのは、もしかして豪華かもしれないけれど。悪役は、渡辺文雄と遠藤辰雄。親分が重要な役のはずだが、演じる伊井友三郎(って誰?)はどうもぱっとしない。健さんの義兄に扮する菅原謙二が好演している(でも地味)。
ヒロインは松尾嘉代で、健さんの奥さん役。最初から奥さんがいるという設定は珍しい。女性像としては、いつもの仁侠映画のヒロインの枠を出ていないが、全体のストーリーと同様、リアルな雰囲気なのがおもしろい。現代の話なので、わりとふつうの夫婦という感じであり、藤純子とはずいぶん違う。二人で夜道を歩くシーンが捨てがたい。