実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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L'ENTRATAのアラカルト

今日は一年で一番いやな日。すなわち健康診断の日だった。そのうえ明日からは東京フィルメックスだから、当分ごちそうも食べられない。というわけで、晩ごはんはリッチにエントラータ。


今日は、生ハム、ストラッキーノチーズのピアディーナ・ピッツァ仕上げ(左写真)、ゴルゴンゾーラチーズとクルミのクリームソースペンネ(右写真)、グリーンサラダ・赤ワインヴィネガードレッシング、イサキのアクアパッツァ。ピアディーナもペンネもとってもおいしかった。久しぶりのイサキもおいしかったが、写真を撮る前に骨抜きにされてしまったため写真は割愛。

今まで誰からも振り向かれなかった鎌倉の駅ビルがリニューアルされ、ガラス張りの明るいエキスト鎌倉として10月末にオープンしたのだが、そこにパスタカフェ・ステラブルーという店が入っている。カフェというからには珈琲付きで1000円以内というのを期待して、先日ちょいと行ってみた。すると、御三家もびっくりの本格的なお値段だった。ええ、値段だけ…。ゴルゴンゾーラペンネ1890円とか、釜揚げシラスのパスタ2100円とか、鎌倉では見かけないお値段。さすがにそれらは食べなかったが、「もうぜぇぇぇったい来ない」と憤慨して帰宅。ここエントラータのゴルゴンゾーラペンネはといえば、1260円です。


ドルチェはおすすめの栗のフィナンシェ(写真)をひとつだけ頼んだら、フォーク2本は当然として取り皿2枚も来た。そこまでしなくてもと思って「適当につつく?」と言ったら、J先生がナイフを握りしめて「二等分だよね」。しっかり益田さんに聞かれて大笑いされた。食後は高島さんから、薬草のリキュール、アマーロ・ラマゾッティをふるまわれる。ごちそうさまでした。