『マカオの歴史 - 南蛮の光と影』読了。
- 作者: 東光博英
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 1998/12
- メディア: 単行本
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澳門の歴史においては、次の点が興味深い。
- 澳門へのポルトガル人の居住は、武力による占領ではないこと
- 中国の影響力が強く、中国と友好関係を保つ必要があったこと
- 初期の澳門の繁栄は日本との貿易によってもたらされ、日本のキリシタン禁止と鎖国によって澳門は衰退しはじめたこと
- オランダの台湾南部占領(1624年)は、澳門攻略の失敗と関連していること
澳門の歴史上、重要な年号をメモしておく。
澳門の歴史は、ポルトガルサイド、キリスト教サイドから書かれた本が多いが、中国サイドから書かれたもの、また20世紀以降の最近の歴史が書かれたものが読みたい。