録画がたまっていた“愛情白皮書”だが、やっと全部見て放送(ホームドラマチャンネル)に追いついた。
私が台湾ドラマを見るのは、誰が出ているとかお話が面白いとかは二の次で、台湾の知っている場所が出てくるかもしれないというのが第一の理由だ(といってもそんなに見ているわけではない)。この“愛情白皮書”の場合、最初は予備校の話だったので、第一話から南陽街周辺などが出てきた。これはもうちょっと見るべきかもと思っていたら、第二話では、「なんか見たような線路だな」と思っていたら平溪線のピカピカ車輌に乗っていて、腕木式信号機がアップになったと思ったら十分車站が写ったときには腰を抜かしそうになった。アングルとか撮り方は全く違うが、あきらかに『恋恋風塵』を意識したもの。十分には天燈を飛ばしに行ったわけだが、このドラマではやたらと天燈を飛ばしている。
前半の主な舞台である大学のロケ地は、台南の國立成功大學(卒業しちゃってがっかりだ)。國立成功大學は、日本軍の歩兵第二連隊の建物とか、近代建築がたくさんあるなかなか素敵な大学である(といっても一回しか行ったことがないが)。
ところでこのドラマ、余文樂(ショーン・ユー)と楊丞琳(レイニー・ヤン)という、今をときめく二人が出ているわりには、見ている人が少ない気がする。ブログを検索してもあまり出てこなくて、「あすなろ白書」では日本版ドラマや原作漫画への言及のほうがずっと多い。台流とか華流とかがまだその程度なのか、このドラマがマイナーなのか、そもそもスカパーなんてそんなもんなのか?
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