実録 亞細亞とキネマと旅鴉

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台流本

あいかわらずいろいろな台流本が発売され、懲りずに立ち読みに行ってはがっかりしている。こうたくさん出版されると、いいかげん差別化がはかられるのではないかという期待があったが、逆に最大公約数的な、内容のうすいものが増えている。どうせ私みたいな台湾映画好きは対象顧客ではないのだろうが、ドラマやアイドルをきっかけに広く台湾芸能に目覚める人もいるだろうから、もっと読者の興味を多方面に広げてあげるような内容もあっていいのではないか。

ドラマといえば、私が見たいのは“[薛/子]子”と“聖稜的星光”(まだ放映されていない?)である。ぜひ日本で放映してほしいが、台流本にはほとんど情報がない。公開や放映やDVD化が決まっているものを宣伝するだけではなく、未公開・未放映のいいものを発掘して紹介し、世論を盛り上げるのもメディアの仕事ではないのか? ところで、日本で放映されている台湾ドラマはたいてい再編集されているらしいが、“聖稜的星光”をカットしたりしたら許さんぞ。