実録 亞細亞とキネマと旅鴉

サイトやFlickrの更新情報、映画や本の感想(ネタばれあり)、日記(Twitter/Instagramまとめ)などを書いています。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

なると屋+典座の3月のごはん

今日の晩ごはんはなると屋+典座(公式)。またもすべり込みでなんとかクリア。 今月も緑が鮮やかで、筍、蕗の薹、菜の花、春キャベツと春の味覚がいっぱい。揚げ物がないのでちょっと淡泊だったが、蕗の薹と独活のごはん(下左写真)がめちゃくちゃおいしかった…

『殺人容疑者』(鈴木英夫、船橋比呂志)[C1952-19]

仕事のあと、昨日届いたサロメの唇の『熱海秘宝館のテーマ』をリピートで聴きながら六本木へ。頭の中がとろけそう。熱海秘宝館のテーマアーティスト: サロメの唇,水のさとし出版社/メーカー: サザナミレーベル発売日: 2009/03/04メディア: CD クリック: 16回…

TRATTORIA Fossettaのホワイトアスパラガス

春である。春といえばホワイトアスパラガスである。というわけで、昼ごはんはフォセッタ(公式)。あった、あった。白アスパラ、あった。 ジンダの唐揚げに、仏産ホワイトアスパラガスの茹で焦がしバターソース(左写真)に、鎌倉産プンタレッラと小坪の真ダコと…

『チェンジリング(Changeling)』(Clint Eastwood)[C2008-22]

昼ごはんは沖縄料理を食べて、午後は渋東シネタワー。いまどき整理番号も座席指定もない入場券と引き換えるのはいったい何の意味があるのかと思いつつ、クリント・イーストウッドの新作、『チェンジリング』を観る。メディア: この商品を含むブログを見る愛…

『PLASTIC CITY プラスティック・シティ(蕩寇)』(余力爲)[C2008-21]

風邪で不調ななか、朝から出京。ヒューマントラストシネマ渋谷とかいう怪しげな名前に変わった旧アミューズCQNへ、余力爲(ユー・リクウァイ)監督の新作、『PLASTIC CITY プラスティック・シティ』を観に行く。愛と死と、憎悪が渦巻くプラスティック・シティ…

PATTISSERIE葉山庵の春のケーキ

J先生が休日出勤で不在なのでるんるんのはずだったが、風邪で不調のため甘いものを買って冬眠中。 パティスリー葉山庵(公式)のフレジェ(左写真)とオレンジのタルト(右写真)。J先生が予定より早く帰ってきて、オレンジのタルトは半分とられた。

『屋台で食べつくそう! 台湾ごはん』(はっとり☆きょうこ)[B1263]

『屋台で食べつくそう! 台湾ごはん』読了。屋台で食べつくそう!台湾ごはん作者: 撮影あずみ,はっとり☆きょうこ出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2007/12/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 69回この商品を含むブログ (13件) を見る2007…

『エル・スール』(Adelaida García Morales)[B1336]

『エル・スール』読了。ビクトル・エリセ(Victor Erice)『エル・スール』[C1983-02]の原作小説である。エル・スール作者: アデライダガルシア=モラレス,Adelaida Garc´ia Morales,野谷文昭,熊倉靖子出版社/メーカー: インスクリプト発売日: 2009/02/01メディ…

芦ノ湖のゆきちゃん・まりちゃん

箱根ホテルの桟橋から、遊覧船乗り場のところにパンダが2頭いるのを発見。すぐに捕獲しに行く。 名前は、ゆきちゃん(左写真)とまりちゃん(右写真)。箱根では、西武の息のかかったところにはパンダ・ライダーがいるらしい。

箱根旅行復路:芦ノ湖→鎌倉

今日は晴天で、朝から富士山がよく見える(下左写真)。昨日と違って真っ白な富士山だ。 朝ごはんは、卵料理と飲み物だけは選択に応じて持ってきてくれるが、パンやサラダはブッフェ。がっかりである。どうやっても満足感を得られない朝食を終え、大観の湯へ。…

Il Miraggioの苺のフランベ

イル・ミラジィオでの晩ごはんのデザートは苺のフランベ。コンロなどがついたワゴンをテーブルまでもってきて、目の前で作ってくれる。説明を加えながら作るので、興味深いといえば興味深いし、作るのを固唾を飲んで見つめている緊張した空気が、居心地わる…

箱根旅行往路:鎌倉→宮ノ下→芦ノ湖

香港の代わりに、土日だけ温泉に行くことになった。しかし、直前のうえにホワイトデーが重なって、湯河原あたりはめぼしいところが空いてない。まだ雪が心配なのでできれば避けたい箱根なら空いており、箱根ホテル(公式)で芦ノ湖を眺めてまったりすることに…

日影茶屋の桜もち

今日のおやつは日影茶屋の桜もち。昨日お菓子を食べすぎたので、今日は健康的に和菓子。いちおう考えてはいるのだ。昨日前を通りかかったときから「桜もちございます」の貼り紙気になっていた。行ってみると桜餅ではなく道明寺である。そういえば以前にもそ…

SEA-TAC CAFEの日替わりプレート

先日、車で佐助を通り過ぎると、前に住んでいたテラスハウスが消え失せていた。それを確かめるため、久しぶりに佐助へ行ってみる。たしかにあとかたもない。すでに再開発がはじまっている隣の元D家の広大な敷地にくらべると、誤差の範囲ともよべないほどの小…

PARADISE ALLEYのあんぱん

夜のおやつは、かなり久しぶりにパラダイス・アレイのあんぱん。昼ごはんの帰りにレンバイを覗いたらそれらしきものがあり、聞いてみるとやっぱりあんぱん。すかさず買う(ちゃんとJ先生のぶんも)。 ちょいと口元が乱れたが、あいかわらずうまい。

OXYMORONのチキンカリーとイチゴのミルフィーユ

平日なのに、鎌倉は休日みたいな人出である。まだ12時過ぎなのにコバカバには行列。小町通りの人込みを抜け、オクシモロン(公式)まで昼ごはんを食べに行く。ここも空席あと二席。 カリーは、基本のインド風チキンカリー(左写真)。本当は最初に食べるべきだが…

Qu'il fait bonのブルーベリーのタルト

今日と明日は有給休暇。もとはといえばJ先生が休むというので合わせて休みを取り、「香港でも行こうか」と夢はふくらんでいた。ところがJ先生が休めないと言い出し、ただのお休みになってしまった。もちろん鬼のいぬ間の休日は楽しいが、しゃんがん行きた…

Qu'il fait bonの春限定タルト

今日はキルフェボン(公式)のタルトが食べられる日。しかしながら、中国語クラスがあるので帰りが遅い。夜遅く寝る前に食べると、からだに悪いし太る。そこで、帰宅→お茶→お風呂という順番にするという苦肉の策。 今日は、チリ産トンプソンのタルト(左写真)と…

『台北歴史散歩 - 日本統治の足跡と近現代史を探る』(邸景一、荻野純一、柳木昭信、伊東ひさし)[B1311]

『台北歴史散歩 - 日本統治の足跡と近現代史を探る』読了。旅名人ブックス110 台北歴史散歩作者: 邸景一,荻野純一,柳木昭信,伊東ひさし,旅名人編集室出版社/メーカー: 日経BPコンサルティング発売日: 2008/07/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含…

台北縣平溪郷と台北縣瑞芳鎭のロケ地情報

[台灣ところどころ](LINK)のディレクトリ構成を見直したのに伴い、台北縣平溪郷(LINK)と台北縣瑞芳鎭(LINK)のロケ地情報を更新しました(ロケ地ページ等からこちらへのリンクはあちこち未修正のままですが、少しずつ修正しますのでご容赦ください)。内容は…

小肥羊の火鍋

晩ごはんは、前から気になっていた小肥羊(公式)へ行く。 羊の串焼き(左写真)に、二種類のスープが入った鍋(右写真)で羊のしゃぶしゃぶ。串焼きはもう少しスパイスが効いているとよかったが、渋谷でこんなものが食べられるだけでよしとしよう。鍋は、二人なら…

『離魂(窅鬼纏身)』(但漢章)[C1987-91]

同じビルのひとつ上の階へ移動。久しぶりのシネマヴェーラの特集は、「紀伊國屋書店レーベルを讃える」。どうぞ讃えてください。でもストローブ=ユイレはやらないのね。メインはシャブロルのようだが、ヨーロッパ映画のなかにこっそり忍び込んでいるのが但…

『長江にいきる 秉愛の物語(秉愛)』(馮艷)[C2008-20]

今朝、ロメールの新作が最近公開されていたうえに、すでに終わってしまっているということをはじめて知り、ショックを受ける。わたしの情報収集網はどこか欠陥があるようだと思いつつ、時代劇らしいし、代わりに洪尚秀(ホン・サンス)でいいか、と思う。洪尚…

『非情都市』(鈴木英夫)[C1960-V]

あまおうロールケーキを食べながら、鈴木英夫の『非情都市』を観る。新聞記者の三橋達也が、会社社長の狙撃事件を追ううちに背後にある企業買収を嗅ぎつけ、ヤクザと接触して狙撃犯を匿う。しかし、さらに背後にある巨大な権力に阻まれ、結局犯罪者として冷…

LES ANGESのあまおうロールケーキ

今日のおやつは、レ・ザンジュ(公式)西鎌倉店のあまおうロールケーキ。 一日100本限定ということなので、はりきって朝から買いに行った。西鎌倉店は、たしか本店とは工場が異なり、商品もちょっと違う。わたしは本店派だが、あまおうロールケーキはおいしか…

レモン三年

ヴェランダにあるレモンの実が、きれいに黄色くなった。そろそろ収穫せねば。 うちでなった初めてのレモンなので、記念にこれまでの歩みを簡単に紹介。 2005年秋:青い実をつけたレモンの鉢植えを買う。実の数は8個程度だったと思う。しばらくして強風で枝が…

a Riccioneのランチ

今日の昼ごはんは、今年はじめてのア・リッチョーネ(公式)。 ふつうにAランチで、きのことチーズのピッツァ(左写真)とジェノバ風リングイネ。パスタの量がいちだんと少なくなったような気がするので、ドルチェにアメリカン・チェリーのタルト(右写真)をつけ…

『台湾へ行きたい!』(あんそら)[B1335]

『台湾へ行きたい!』読了。台湾へ行きたい!作者: あんそら出版社/メーカー: メイツ出版発売日: 2008/08メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る文字や地図が手書きで書かれた、台湾の食べ物や見どころの紹介本。蜂大咖啡とか公園…

『九份・淡水・桃園と台北近郊 - 歴史遺産の宝庫をめぐる』(邸景一、荻野純一、中島賢一、伊東ひさし、柳木昭信)[B1310]

『九份・淡水・桃園と台北近郊 - 歴史遺産の宝庫をめぐる』読了。旅名人ブックス109 九分・淡水・桃園と台北近郊作者: 邸景一,荻野純一,中島賢一,柳木昭信,伊東ひさし,旅名人編集室出版社/メーカー: 日経BPコンサルティング発売日: 2008/06/26メディア: 単行…

『ロルナの祈り(Le Silence de Lorna)』(Jean-Pierre et Luc Dardenne)[C2008-19]

恵比寿に移動して、恵比寿ガーデンシネマでジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌの新作、『ロルナの祈り』を観る。今日は映画の日だそうで、1000円で観られるのに前売り券をもっていたから損した気分。映画は、ベルギー社会の周縁に生きる(それはいつもだ…