実録 亞細亞とキネマと旅鴉

サイトやFlickrの更新情報、映画や本の感想(ネタばれあり)、日記(Twitter/Instagramまとめ)などを書いています。

2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『午後3時の初恋(沉睡的青春)』(鄭芬芬)[C2007-35]

六本木へ移動。「今日観る映画は誰が出てるやつ?」「張孝全(ジョセフ・チャン)」「って言われても…」「うーん、正行じゃないほう」「なんとなくわかった」…とかいう会話をJ先生と交わしつつ、シネマート六本木の「台湾シネマ・コレクション」へ。今日は鄭…

『言えない秘密(不能説的・秘密)』(周杰倫)[C2007-34]

10時に伊勢丹会館へ前売りを買いに行ってから新宿武蔵野館へ。整理券をもらい、セガフレードでマキアートをひっかけてから、周杰倫(ジェイ・チョウ)の『言えない秘密』を観る(公式/映画生活/goo映画)。ちなみにわたしは周杰倫のファンではない。世間ではネタ…

PICCOLO VASOのアラカルト

午前中は歯医者。定期検診のはずが、また行くことになってしまって超憂鬱。午後は研修の宿題をやらなくてはならない。業務時間外に宿題をやらないといけないような研修にうっかり申し込んでしまって超憂鬱。唯一のなぐさめは、ピッコロ・ヴァーゾでの昼ごは…

なると屋+典座の8月のごはん

8月最終金曜日の夜。やっとなると屋+典座(公式)の今月のごはんにありつける。ごはんにのっているのはゴーヤー。

『ウエスト・ゲートNo.6(六號出口)』(林育賢)[C2007-33]

六本木の最大の問題は、無印良品がないことだ。有楽町に移動して、Meal MUJIで昼ごはんを食べたり無印で買い物したりして、ふたたびシネマート六本木へ。二本めの『DNAがアイ・ラブ・ユー』は、わたしの苦手な『靴に恋する人魚』[C2005-17]の李芸嬋監督なの…

『練習曲(練習曲)』(陳懷恩)[C2007-32]

昨日から、シネマート六本木で「台湾シネマ・コレクション」(公式)が始まった。台湾映画の新作が8本上映されるという、台湾映画好きにはとてもうれしい企画である。去年映画祭で見逃したものもあり、このプログラムを知ってからしばらくは小躍りして喜んでい…

『宮本武蔵 巌流島の決斗』(内田吐夢)[C1965-35]

力餅を食べながら、先日から観たかった『宮本武蔵 巌流島の決斗』を観る(DVD)。宮本武蔵 巌流島の決斗 [DVD]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 2003/03/21メディア: DVD クリック: 9回この商品を含むブログ (15件) を見る以下、『宮本武蔵 巌流島の決斗』…

TAVERNA RONDINOのアラカルト

真夏のうちにもういちどサングリア、と思って立てた計画なのに、今日は寒くて時々雨も降っている。それでもやっぱりサングリアを飲みにタベルナ・ロンディーノ(公式)へ。 前菜は、ゴルゴンゾーラのムース(左写真)とムール貝のワイン煮。それから娼婦風スパゲ…

『沖縄イメージを旅する - 柳田國男から移住ブームまで』(多田治)[B1305]

『沖縄イメージを旅する - 柳田國男から移住ブームまで』読了。沖縄イメージを旅する―柳田國男から移住ブームまで (中公新書ラクレ)作者: 多田治出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/08メディア: 新書購入: 9人 クリック: 28回この商品を含むブログ (…

『歴史の交差点に立って』(孫歌)[B1304]

『歴史の交差点に立って』読了。アマゾンから来たお勧めメールを見て、楽天で買ったわたしをお許しください(だってポイント2倍の日だったから…)。歴史の交差点に立って作者: 孫歌出版社/メーカー: 日本経済評論社発売日: 2008/08/25メディア: 単行本購入: 1…

PATTISSERIE葉山庵のリモニー

世の中には「実家に帰る=のんびりする」という人もたくさんあると思うが、わたしにとっては一時も休むヒマのない、疲労困憊の日々である。そんなわけで、とっても疲れたので夏休みを延長。つまり有給休暇。帰省中の運動不足で太ったこともあり、本当は甘い…

和らぎ処・紡のランチ

帰省最終日の昼ごはんは、和らぎ処・紡(公式)に初めて行く。木綿街道の古い民家を使った、畳にちゃぶ台のレトロな店。昨夜の予約が取れず昼になったが、窓から舟川を臨む立地は昼のほうがうれしいかも。 コースのメニューは、前菜(じゃがいものバジルあえ、…

『乱れ雲』(成瀬巳喜男)[C1967-04]

メロドラマ第二弾は、大本命の『乱れ雲』(映画生活/goo映画)を観る(DVD)。以前から大好きな映画だったが、久しぶりに観て、こんなにもすばらしかったのかとあらためて感銘を受ける。映画史上10本の指に入る映画である。乱れ雲 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発…

『五月の恋(五月之戀)』(徐小明)[C2004-V]

吉田輝雄版『愛染かつら』がなかったので、メロドラマは少しお休みし、徐小明(シュー・シャオミン)監督の『五月の恋』(映画生活)を観る(DVD)。公開時にはレイトショーのため観られなかったが、最近日本版DVDを入手したのでやっと観ることができた(台湾版DVD…

『愛染かつら』(木村恵吾)[C1954-V]

ダグラス・サークを観たらメロドラマが観たくなったので、大映版(鶴田浩二版)『愛染かつら』(goo映画)を観る(DVD-R)。わたしの知るかぎり、『愛染かつら』にはオリジナル版(上原謙版)[C1938-09]と松竹リメイク版(吉田輝雄版)[C1962-31]とこれの三種類がある(…

『天が許し給うすべて(All That Heaven Allows)』(Douglas Sirk)[C1955-V]

3本めは、『心のともしび』に続くダグラス・サークのメロドラマ、『天が許し給うすべて』を観る(DVD)。ダグラス・サーク コレクション DVD-BOX 1 (僕の彼女はどこ/心のともしび/天の許し給うものすべて) [初回限定生産]出版社/メーカー: キングレコード発売…

『女の中にいる他人』(成瀬巳喜男)[C1966-03]

恐怖映画第二弾として(新珠三千代が怖いから)、成瀬巳喜男の『女の中にいる他人』(映画生活/goo映画)を観る(DVD)。本当の理由は、今日が鎌倉花火大会だから。女の中にいる他人 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2005/07/22メディア: DVD クリック: 13回こ…

『DEATH HOUSE デスハウス 悪魔の館(宅變)』(陳正道)[C2005-V]

今日から夏休み。まずは先日買ったDVD『DEATH HOUSE デスハウス 悪魔の館(宅變)』(映画生活)を観る。デスハウス -悪魔の館ー [DVD]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2008/07/25メディア: DVDこの商品を含むブログ (1件) を見るホラーなんてふつう自…

nugooのパンダ手ぬぐい

ペンギン柄の手ぬぐいにつられて、若宮大路の拭う(公式)へ入る。 よさそうな柄がひしめいているなかにパンダを発見。かわいさとかパンダに見える度とかの点でちょいと微妙だが、やっぱり買っておく。

TRATTORIA Fossettaのアラカルト

今週は夏休み。帰省の飛行機が落ちて死ぬかもしれないので、昼ごはんはフォセッタ(公式)に行っておくことにする。 今日は、いつものジンダの唐揚げに鎌倉野菜のにんにくソース、それから鎌倉産トマトと赤青オクラの冷たいスパゲッティ(左写真)、胡椒鯛のグリ…

『宮本武蔵 二刀流開眼』(内田吐夢)[C1963-36]

同じビルに戻って今度はシネマヴェーラ渋谷。先週に続き「内田吐夢百十年祭」で、『宮本武蔵 二刀流開眼』(映画生活/goo映画)を観る。『宮本武蔵』シリーズのなかで、唯一劇場で観ていなかったもの。宮本武蔵 二刀流開眼 [DVD]出版社/メーカー: 東映ビデオ発…

PinkSweetBerryのフロヨ

次の映画とのあいだに、渋谷BEAMにあるPinkSweetBerry(公式)へフローズンヨーグルトを食べに行く。Esquireの最新号で見かけてから、ずっと機会を狙っていた。 トッピングはブルーベリーとマンゴーを選択(パパイヤやドリアンはなかった)。さっぱりしていて、…

『881 歌え!パパイヤ(881)』(陳子謙)[C2007-31]

4週連続同じ電車で渋谷へ。整理券をもらってからセガフレードで昼ごはん。それからユーロスペースで、陳子謙(ロイストン・タン)監督の『881 歌え!パパイヤ』(公式/映画生活/goo映画)を観る。初日プレゼントで、思いがけずカヤジャムをどーんと一人一瓶もら…

『心のともしび(Magnificent Obsession)』(Douglas Sirk)[C1953-V]

PFFでダグラス・サークを観てさっそく買ったDVD-BOXから、まず『心のともしび』(映画生活/goo映画)を観る。ダグラス・サーク コレクション DVD-BOX 1 (僕の彼女はどこ/心のともしび/天の許し給うものすべて) [初回限定生産]出版社/メーカー: キングレコード…

PaPa Noelのランチ

昼ごはんはパパノエル(公式)。あまりに暑いので、鎌倉に来る人はみんな海へ行くらしい。観光客も少なく、パパノエルも満席ではない。 オードブルは、とうもろこしの冷たいクリームスープ(上左写真)と、エビ、ズワイガニ、アボカドのタルタル・トマトのジュレ…

『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン(Le Voyage du Ballon Rouge)』(侯孝賢)[C2007-30]

天龍で餃子を食べてふたたびシネスイッチ銀座に戻り、侯孝賢の『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』(公式/映画生活/goo映画)を観る。わたしにとってはこれが今日のメインだが、『赤い風船』へのオマージュである本作は、ほとんど『赤い風船』の添え物的…

『赤い風船(Le ballon Rouge)』(Albert Lamorisse)[C1956-S]

続いて『赤い風船』(映画生活/goo映画)。これはずっと前に好きな映画監督が名前を挙げていて、それ以来観たいと思っていたもの。だけどその映画監督が誰だったのか、どの作品に関連して言及していたのかはすっかり忘れてしまった。タルコフスキーだったかな…

『白い馬(Crin Blanc)』(Albert Lamorisse)[C1953-S]

急いで銀座に移動してシネスイッチ銀座に行くが、整理券も席の指定もないと言われてがっかり。しゃぶしゃぶランチを食べてふたたび劇場に戻り、アルベール・ラモリスの『白い馬』『赤い風船』の二本立て(公式)を観る。ラモリスの映画を観るのは初めて。まず…

『どたんば』(内田吐夢)[C1957-33]

3週連続同じ電車で渋谷へ。「イタリア萬歳!」には行けないまま、シネマヴェーラ渋谷の特集は今日から「内田吐夢百十年祭」。「内田吐夢、やったー」と思ったら、ほとんど観た映画ばかりだった。今日は、全く未見の『どたんば』(goo映画)を観る。個人経営の…

Terroirのアラカルト

天然酵母パンで有名なKIBIYAベーカリーの二階に、いつのまにやらテロワールというフレンチのお店ができている。前を通るたびに気になっていたので、今日の晩ごはんに行ってみた。三組ほどしか入れない小さなお店で、古い民家を改造したらしい店内はなかなか…