2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
この一週間、ふたたび精進モードに突入していましたが、ひとまず一段落して復帰しました。
『月の桂 - 株式会社増田紱兵衞商店』読了。月の桂を作っている造り酒屋、増田紱兵衞商店(公式)について紹介した本。小津安二郎の『小早川家の秋』[C1961-04](asin:B0000ZP474)の舞台は伏見の造り酒屋で、中村雁治郎が主人公の小早川万兵衛を演じている。こ…
この週末は三日間、法事でJ先生の実家に帰省していた。その間おいしいものを食べに行く機会もなかったので、最後はピッコロ・ヴァーゾでしめる。夜行くのはすごく久しぶりで、どの程度混んでいるのかと思っていたが、お昼とほとんど変わらない。まだ6時なの…
晩ごはんは久しぶりのなると屋+典座(公式)。ここのごはんは、主題となる食材を中心に構成されている場合が多いような気がする。今日の主題は豆。
『バール、コーヒー、イタリア人 - グローバル化もなんのその』読了。バール、コーヒー、イタリア人―グローバル化もなんのその (光文社新書)作者: 島村菜津出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/03メディア: 新書購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブロ…
『小津安二郎先生の思い出』読了。小津安二郎先生の思い出 (朝日文庫 り 2-2)作者: 笠智衆出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/05/08メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 78回この商品を含むブログ (40件) を見るなぜか持っていなかったこの本が文庫にな…
今日のおやつは、もれなくセットのレ・シュー(公式)で買ったメープルロール。試食したらけっこうイケたので買ってみた。おやつの友は『小早川家の秋』[C1961-04](asin:B0000ZP474)。
今週こそはフォセッタで昼ごはん。 ジンダの唐揚げ、アーティチョークのユダヤ風(写真)、鎌倉野菜のピッツァ、真鯛のポワレ(写真)。今日あたりホワイトアスパラがあるのではないかと期待していたが、それはなくて代わりにアーティチョークがあった。まるごと…
鎌倉市役所へ行ったついでに、懐かしのシータック・カフェで昼ごはんを食べる。近所に住んでいたころはよく行ったが、引っ越してからは初めてだ。犬のダンボもいないし、カウンターは知らないおねえさんなので「あれ?」と思ったが、途中でダンボとオーナー…
『須賀敦子全集 第2巻』読了。須賀敦子全集 第2巻 (河出文庫)作者: 須賀敦子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/12/05メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 11回この商品を含むブログ (28件) を見る須賀敦子という作家についてはほとんど何も知らなく…
『鎌倉スーベニイル手帖 - ぼくの伯父さんのお土産散歩ブック』読了。鎌倉スーベニイル手帖―ぼくの伯父さんのお土産散歩ブック作者: 沼田元氣出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (37件)…
今夜のおやつは、やはり春日庵(公式)の最中三笠山。 さつま燒(id:xiaogang:20070508#p2)を買いに行ったとき、気になって衝動買いしたもの。公式サイトには全く言及がないし、春日庵はもともとさつま燒しか売っていなかったようなので、比較的新しい商品だろ…
『ぱんだだ! - 中国・日本パンダ紀行』読了。ぱんだだ!―中国・日本パンダ紀行作者: 大田垣晴子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/04メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (26件) を見るすっかり鹿にはまっていたら、パンダ本が出ていた…
今夜のおやつは、奈良みやげ第二弾、春日庵(公式)のさつま燒。 さつまいもを模したお菓子だが、芋は入っておらず、味も芋とは全然関係ない。独特の皮とあっさりした餡の組み合わせが素朴でおいしいので、これももっと買えばよかった。奈良のお菓子は、ぶと饅…
『京都 絵になる風景 - 銀幕の舞台をたずねる』読了。京都が舞台・ロケ地の映画を、寺社や通りといった細かい単位で場所別に紹介したもの。自称ロケ地研究家としては、とりあえず読まなければならない本だ。京都 絵になる風景 銀幕の舞台をたずねる (地球の…
今日のおやつは、奈良みやげ第一弾、萬々堂通則のぶと饅頭(左写真)。食べるヒマがないので一個ずつしか買わなかったが、うまいのでもっと買えばよかった。一緒に飲んだ田村青芳園茶舗(公式)のかりがねほうじ茶もすごくおいしい。たまらなくいい香りがする。 …
映画も観ず、本も読まなかった黄金週も今日が最終日。家で洗濯や片付けに追われる。フォセッタの予約がとれなかったので(最近シェフが雑誌に出まくっているからでしょう)、昼ごはんは適当にすまそうかとも思ったが、もう20日もイタリアンを食べていない。禁…
朝のお茶はかふぇたまき。ここの焼きプリン(写真)は、今回の奈良旅行で「絶対に食べるぞ」と思っていたもののひとつ。なにしろたったの100円なのだ。異様に黒いカラメルソースがおいしく、小さいけれど意外に食べごたえがあった。なぜか別皿にレーズンがつい…
『宗方姉妹』に映っている旧・薬師寺金堂は、現在は興福寺の仮金堂(写真)となっている。薬師寺の金堂再建にともなって、1975年に興福寺へ移築されたらしい。といっても、屋根の形も違うし、ファサードもかなり違うようだ。移築の際にデザイン変更されたのだ…
昨日とは違うところで朝ごはんを食べようと、ホテルの近くをうろうろするが、意外にも朝7時に開いているお店がない。しかたがないのでJR奈良駅前のミスタードーナツ(公式)へ行く。ミスドではチョコファッションとフレンチクルーラーと決めているのに、チョコ…
『麦秋』のラストシーンは、菅井一郎と東山千栄子が隠居した大和である。ただ「大和」と言われるだけなのでどのあたりかわからないし、麦畑の中に山がぽこっと存在する風景も、どこにでもありそうなものに思われる。50年以上も経っており、わかるわけないと…
おやつは、尼ヶ辻駅前のたまうさぎで、きなこだんごを2本ずつ食べる。お茶はタダ、ひとり126円でこの満足感。テイクアウトの女の子の列が途切れない店である。
薬師寺は、『宗方姉妹』で田中絹代と高峰秀子が訪れるところだ。ふたりは金堂の前の石段に腰かけてお弁当を食べている。最初のショットで東塔(左写真)の上部が、ふたりを斜め後ろから撮ったショットで東塔の下部が見えている。映画に出てくる金堂は1600年に…
昼ごはんは、秋篠の森(公式)にある食の円居なず菜。すべり込みで予約をとったので当然満席。おばさんやマダムだらけの店かと危惧したが、休日のせいかそれほどでもない。 2940円のランチコースは、冷たい三輪の葛こんにゃく、甘煮あなごの山椒入り蒸しおこわ…
『小早川家の秋』の小早川家はどこにあるのか。脚本にも書いてないし、はっきりとは明示されていないようだ。モデルになった酒屋が伏見だということで、ロケ地ページ(LINK)には「舞台は伏見」と書いているが、関西の方から「絶対に伏見ではない。灘だ」とい…
ワシントンホテルプラザも素泊まりなので、朝6時からやっているCaffe Paddingtonという喫茶店で朝ごはん。モーニングにオプションのベーコンとジャムをつけても、1000円でおつりが来た(二人分)。ボリュームもあってけっこう満足。帰りに旧JR奈良駅を見る(写…
観光を適当に切り上げ、カナカナ(公式)でお茶を飲む。チャイとバニラロールケーキ。最近ロールケーキにはまっているが、おいしいロールケーキは意外に少ない。でもカナカナのはナカナカだ。 畳の席に座りたくて少し待ったが、あいにく奥のちょっと新しい部屋…
舞台は奈良、向こうに見える五重塔が、池の水に映っている。それはふつう、猿沢池と興福寺の五重塔だ。だから『月は上りぬ』の終盤(だったと思う)にあるそのショットも、猿沢池と信じて疑わなかった。ところが前回チェックしに行くと、どうみても塔の向きが…
昼ごはんを食べたのは、らんるという生パスタのお店。私は生パスタが苦手なので、スープとパンのセットを頼む。J先生は季節の野菜のパスタ。ジャガイモとえんどう豆(だったと思う、たぶん)のスープもおいしかったが、特に自家製パンがおいしかった。パスタ…
今回の奈良ホテルは素泊まりだが、やはりメインダイニングルームにも入ってみたい。晩ごはんを食べることも考えたが、オーソドックスなフレンチのようだし値段も高い。そこで朝ごはんを食べることにした。売りは茶粥だが、日本のお粥にはあまり惹かれない。…