実録 亞細亞とキネマと旅鴉

サイトやFlickrの更新情報、映画や本の感想(ネタばれあり)、日記(Twitter/Instagramまとめ)などを書いています。

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『荒人手記』(朱天文)[B1199]

『荒人手記』読了。荒人手記 (新しい台湾の文学)作者: 朱天文,池上貞子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2006/12/01メディア: 単行本 クリック: 19回この商品を含むブログ (5件) を見る侯孝賢(ホウ・シャオシェン)映画の脚本家でもある朱天文(チュー・テ…

PATISSERIE a la campagneのクレームキャラメル

夜のおやつは、目黒で買ったア・ラ・カンパーニュ(公式)のクレームキャラメル。琺瑯のカップに入っていて、以前機内誌で見かけてから気になっていたもの。ふつうのプリンよりもカスタード・クリームっぽい。

『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』(太田直子)[B1211]

帰りの電車で『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』読了。タイトルは、俗っぽいという意見もあるようだが、それよりも長さとリズムの悪さが気になった。もっと簡潔に『字幕の中心で変と叫ぶ』とか。字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ (光文社新…

『悪魔の手毬唄』(渡辺邦男)[C1961-33]

阿佐ヶ谷へ移動し、ラピュタ阿佐ヶ谷で高倉健主演の『悪魔の手毬唄』(goo映画)を観る。「ミステリ劇場へ、ようこそ。【第2幕】」(公式)の一本。今日の午後何を観るか、実はかなり迷った。フィルムセンターでは、16時から鶴田浩二様ご出演映画『いとはん物語…

『不機嫌な男たち』(ミン・ビョングク)[C2004-44]

寒い。朝、家を出て、あまりの寒さに外出をやめようかと思ったほど寒い。渋谷のシアター・イメージフォーラムに向かうが、映画は11時15分からという中途半端な時間だ。私は食事の時間には厳格なほうなので、どうも13時すぎてから昼ごはんを食べるのは気持ち…

atelier VANILLEのバニラロール

今日のおやつはアトリエ・バニラのバニラロール。私はどちらかというとプレーンのほうが好き。 すっかり鎌倉土産の定番のひとつとなったが、シュー生地で巻いたロールケーキは、誰にでも喜ばれる味だと思う。カットでも売っているのが嬉しいが、年々薄くなっ…

ア・リッチョーネのランチ

今日の昼ごはんは鎌倉のア・リッチョーネ(公式)のAランチ。 前菜盛り合わせ(写真)は、最近わりとヴァラエティがある。パスタは、ジェノヴァ風リングイネ(写真)とトラ豆とホウレンソウのトマトソース・スパゲッティ。ちょいと急いでいたので、「(ドルチェは)…

『歩道橋(天橋不見了)』(蔡明亮)[C2002-Vs]

水曜日にはYesAsiaから“太陽雨(Rain Dogs)”(香港版)、“盛夏光年(永遠の夏)”(台湾版)、“父子”(香港版)のDVDが届き、今日は楽天ブックスから『楽日』、『迷子』、『西瓜』が収録されたDVD-BOXが届く。さっそく、DVD-BOXにおまけで入っている『歩道橋』を観る。…

『イザベラ』ロケ地

[as films go by -澳門篇-]の、彭浩翔(パン・ホーチョン)監督『イザベラ(伊莎貝拉)』[C2006-19]ロケ地ページ(LINK)を更新しました。今日も1ページだけ追加しています。

『イザベラ』ロケ地

[as films go by -澳門篇-]の、彭浩翔(パン・ホーチョン)監督『イザベラ(伊莎貝拉)』[C2006-19]ロケ地ページ(LINK)を更新しました。1ページだけ追加しています。

『トオサンの桜 - 散りゆく台湾の中の日本』(平野久美子)[B1202]

『トオサンの桜 - 散りゆく台湾の中の日本』読了。トオサンの桜 散りゆく台湾の中の日本作者: 平野久美子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/01/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見る日本統治時代を懐かしむ台湾人…

『孔雀 我が家の風景(孔雀)』(顧長衛)[C2005-47]

『地平線』が終わると雨もほとんど止んでいたが、中央通りにはまだ走っている人がいる。さすがに浅草方面へ向かう人はいない。渋谷へ移動し、Q-AX CINEMAへ。ユーロスペースのあるビルだが、この映画館は初めて。顧長衛(クー・チャンウェイ)の初監督作、『孔…

『地平線』(吉村操、白井戦太郎)[C1939-16]

11時半ごろ銀座に着くと、雨の中央通りは東京マラソンの真っ最中。すでに浅草で折り返してきた人がちらほら、浅草方面に向かう人は団子状態。沿道の見物人は一重程度でそう多くはない。今日は旧正月の元旦なので、昼ごはんは天龍。鍋貼じゃ駄目だが、一応一…

『無責任遊侠伝』(杉江敏男)(DVD-R)[C1964-V]

『無責任遊侠伝』(映画生活)をDVD-Rで観る。無責任遊侠伝 [DVD]作者: クレージーキャッツ出版社/メーカー: 東宝発売日: 2006/12/15メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見る観た理由は澳門(マカオ)ロケ映画だからで、出てくる場所は、内港にあった香…

PICCOLO VASOのアラカルト

今日の昼ごはんは、逗子・小坪のピッコロ・ヴァーゾ。ジンダのフリット、鎌倉トマトとルッコラのサラダ、キノコのピッツァ、黒ムツのポワレ。黒ムツが大量にあっておなかいっぱいになった。黒ムツは身が柔らかすぎてイマイチだ。

力餅家の福面まんぢう

昨日のロンディーノの帰りは、もれなくセットの力餅家に寄るかどうか迷った。その結果、行ってみて力餅が草餅になっていたら買う、なっていなかったら買わない、ということになった。残念ながらまだ草餅ではなかったので買わなかったけれど、代わりに福面ま…

『君よ憤怒の河を渉れ』(佐藤純彌)(DVD-R)[C1976-16]

『君よ憤怒の河を渉れ』(映画生活)をDVD-Rで観る。10年以上前に観て、二度と観たいとは思わなかった映画だが、中国で大ヒットした要因などを『中国10億人の日本映画熱愛史』(asin:4087203565)で読んだらもう一度観てみたくなった(id:xiaogang:20060824#p2参…

『イザベラ』ロケ地

彭浩翔(パン・ホーチョン)監督『イザベラ(伊莎貝拉)』[C2006-19]ロケ地ページ(LINK)を作成し、[亞細亞とキネマと旅鴉]の[as films go by -澳門篇-](LINK)に載せました。まだ最初のほうだけですが、これから少しずつ追加していく予定です。今のところ、IE…

TAVERNA RONDINOのアラカルト

タベルナ・ロンディーノ(公式)には、毎年元旦に行くことにしている。しかし今年は鎌倉にいなかったので、初ロンディーノがこんなに遅くなってしまった。今日のメニューは、ミックス・サラダ、ムール貝のワイン煮(写真)、娼婦風スパゲッティ、ホウボウのグリ…

LES ANGESのザッハトルテ

夜のおやつは、昨日買っておいたレ・ザンジュ(公式)のザッハトルテ。バレンタイン・デーなんて菓子屋の陰謀には乗りたくないが、レ・ザンジュの季節限定ザッハトルテはやっぱり食べたい。 ちょうどスカパーで『新幹線大爆破』(佐藤純彌監督)(asin:B000066AEH…

『キムチを売る女(芒種)』(張律)[C2005-46]

仕事以外では今年初の出京。やはり今年初のひげちょう魯肉飯で昼ごはんを食べてから、シアター・イメージフォーラムへ。ずるずると二月半ばになってしまった今年の初映画は、韓国アートフィルム・ショーケース(KAFS)という特集の『キムチを売る女』(公式/映…

PARADISE ALLEYのあんぱん

昼間、鎌倉中央食品市場の前を通ると、必ず足を止めてしまう。中へ入ってパラダイス・アレイへ行ってしまう。そうしてあんぱんがあれば買ってしまう。それほどにパラダイス・アレイのあんぱんは魅力的だ。鎌倉へ行ったら買うべきお菓子はたくさんあるが、ひ…

『暴動島根刑務所』(中島貞夫)(DVD-R)[C1975-V]

草大福を食べながら観たのは『暴動島根刑務所』(映画生活)。暴動島根刑務所 [DVD]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 2006/09/21メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見るかつて『シティロード』を毎月すみずみまでチェックしていたこ…

日影茶屋の草大福

日影茶屋(公式)の前を通ると、「草大福」と書いた紙が貼ってある。つい、ふらふらと入ってしまう。日影大福のように焼き色のついたのではなく、ふつうの大福なのががっかりだが、季節ものなので買ってみる。ふつうにおいしかった。

ひろみの天ぷら

今日の昼ごはんは、鎌倉のひろみ(公式)で天ぷらを食べる。いつもはお正月に行くのだが、今年は鎌倉にいなかったので、今日ようやく行くことができた。左は私が食べたつゆくさ(一番安い定食)、右はJ先生が食べた小津丼。小津安二郎が好んだ天丼を再現したと…

『ミッション・スクール - あこがれの園』(佐藤八寿子)[B1200]

『ミッション・スクール - あこがれの園』読了。ミッション・スクール (中公新書)作者: 佐藤八寿子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/09/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (32件) を見る先日『三四郎』を観たとき(id:…

なると屋+典座の2月のごはん

今日の晩ごはんは、鎌倉のなると屋+典座(公式)。2月のごはんは、菜の花や青菜を使った春らしいメニュー。メインは、いつもは天ぷら系の揚げ物が多いが、今日はパン粉揚げだった。色鮮やかなお汁は、じゃがいもと京人参。 ところで、なると屋+典座の前のビ…

『旅。建築の歩き方』(槻橋修・編)[B1194]

『旅。建築の歩き方』読了。あと数ページというところで放置していたので、かなり忘れちゃったけど。旅。建築の歩き方 (建築文化シナジー)作者: 槻橋修出版社/メーカー: 彰国社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (14件)…

湯河原旅行復路:湯河原→真鶴→鎌倉

起きたらまずお風呂。それから部屋で豪華朝ごはん。このあたりが日本旅館の醍醐味だ。ここのお風呂は、露天と半露天の貸切家族風呂があるのがいいが、露天でも景色は見えない。また、大浴場はちょっとしょぼい。チェックアウトしてから街をひとまわり(写真)…

湯河原旅行往路:鎌倉→湯河原

最近、しばらくすると温泉に行きたくなるという贅沢な癖がついてきた。今年の初温泉は、近くて、この時期でも車で行ける湯河原にする。今回はロケ地探しなどの任務はないが、湯河原といえば夏目漱石の『明暗』(asin:4003101146)。私が持っているのは上下巻に…