実録 亞細亞とキネマと旅鴉

サイトやFlickrの更新情報、映画や本の感想(ネタばれあり)、日記(Twitter/Instagramまとめ)などを書いています。

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

下部温泉旅行復路:下部温泉→御殿場→箱根→鎌倉

昨日、梅雨明けしたはずなのに、くもっていて涼しい。夏休みなので猛暑になってほしいのに、「暑くならないといいんですけどね」と仲居さんが呪いをかける。箱根に寄りたいので、9時すぎにさっさと下部温泉をあとにする。晴れ間の出た富士吉田道の駅で富士山…

下部温泉旅行往路:鎌倉→本栖湖→下部温泉

J先生との共通の夏休みは、週末を含めて三日しかない。そのうちの二日を利用して、下部温泉(山梨県南巨摩郡身延町)へ避暑に行くことにした。『有りがたうさん』(id:xiaogang:20051225#p1)の次は『簪』というわけだ。清水宏監督のベスト3の一本であり、斎藤…

Qu'il fait bonのタルト

今日のおやつはキルフェボン(公式)のタルト。ワケあって、だいたい月一回の頻度でキルフェボンのタルトを食べる。 今日は桃とチーズのタルトとイチジクのタルト。どちらも夏限定商品だが、どちらかといえば定番のブルーベリー、イチゴ、オレンジが好き。

クレープリー・アルモリックのガレット

久しぶりに、クレープリー・アルモリック(鎌倉・大町)に昼ごはんを食べに行く。ここは、観光客がたまたま通りかかることは絶対になさそうな、ちょっと不便な場所にある。お客さんがいないときは全然いないけれど、今日はほぼ満席。 正確な名前はチェックして…

なると屋+典座の7月のごはん

なると屋+典座で晩ごはんを食べる。一昨日はお休み、昨日は7時半にもう終わっていて、今日やっと行けた。ほぼ満席。 メニューも見ずに7月のごはんを頼んだので、料理の名前はよくわからない。ごはんは枝豆とさつまいもが入った赤飯(?)、汁物は大根とオクラ…

Trattoria Limettaのアラカルト

トラットリア・リメッタで晩ごはんを食べる。前に一度ランチを食べたことがあるが、ほとんど印象に残っていない。イタリアンなのにアメリカンな雰囲気が好きになれなかったが、行くところがないのでなんとなく行ってみた。 食べたのは、鎌倉野菜の蒸し焼き、…

『萬世流芳』(卜萬蒼、朱石麟、馬徐維邦、張善[王昆]、楊小仲)[C1942-13]

フィルムセンター小ホールの「アンコール特集 2005年度上映作品より」(公式)に、『萬世流芳』を観に行く。去年の「発掘された映画たち2005」では、半休を取って行ったのに超満員で観られなかった(id:xiaogang:20050729#p1)ので、今回の特集はとても嬉しい。3…

『深海』ロケ地

[as films go by -台灣篇-](LINK)の『深海』(鄭文堂(チェン・ウェンタン)監督)ロケ地ページ(LINK)を少し更新しました。また、[台灣ところどころ](LINK)の高雄市旗津區(LINK)も少し更新しました。

『川の流れに草は青々』のDVD

侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の『川の流れに草は青々(在那河畔青草青)』の台湾版DVDが届いた。さっそく見てみると、レンタルヴィデオをダビングしたみたいな、VCDもスカパーもびっくりのひどい画質。だけどこれで、DVD、DVD-R、VCDのいずれかで、侯孝賢も…

TAVERNA RONDINOのアラカルト

昼ごはんは、久しぶりに鎌倉・稲村ヶ崎のタベルナ・ロンディーノ(公式)へ行く。夏のロンディーノの楽しみはサングリア。だいたい梅雨明けごろに登場するので、ずっと前から今日のお昼はロンディーノと決めていた。ところが予想に反して梅雨が明けなかったの…

『犬猫』(井口奈己)(録画)

スカパーで録画してまだDVD-R化していない『犬猫』(公式)を観る。公開時、予告篇も観たし、よさそうな評判も聞いて、なんとなく気になってはいたが、「観に行こう」という決め手がないまま観ずにいた映画。主人公のヨーコ(榎本加奈子)とスズ(藤田陽子)は、性…

ロケ地紹介映画の監督別index

ロケ地紹介映画の監督別index(LINK)を作りました。[亞細亞とキネマと旅鴉]トップページ右上の「監督で探す」からどうぞ。

『深海』『夢遊ハワイ』ロケ地

鄭文堂(チェン・ウェンタン)監督『深海』(公式)ロケ地ページ(LINK)と、徐輔軍(シュー・フーチュン)監督『夢遊ハワイ』(公式)ロケ地ページ(LINK)を作成し、[亞細亞とキネマと旅鴉]の[as films go by -台灣篇-](LINK)に載せました。『深海』に関連して、[…

王ろじのとんかつセット

今日は山猫軒も予約していなかったので(一応入り口の黒板を見てみたが、やはり予約で満席だった)、晩ごはんは新宿の王ろじ。私のとんかつベスト3は とんき 蓬莱屋 王ろじ だが、2位と3位の間にはちょいと距離がある。昔は王ろじが2位で、かなり頻繁に行って…

『秋立ちぬ』(成瀬巳喜男)[C1960-27]

阿佐ヶ谷へ移動し、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。「銀幕の東京」特集(公式)の一本である、成瀬巳喜男監督の『秋立ちぬ』を観る。ほぼ満席。これは10年以上前に一度観ていて、あちこちでいい評判を聞くものの、あまり憶えていなかったので再見。舞台は、川が流れてい…

『タイヨウのうた』(小泉徳宏)[C2006-01]

簡単な昼食のあと、東劇へ移動。『タイヨウのうた』(公式)を観る。けっこうヒットしているという噂だが、劇場はガラガラだった。この映画を観ようと思った理由は三つある。 爾冬陞(イー・トンシン)監督の『つきせぬ想い』のリメイクであること。 鎌倉ロケ映…

『ジャンプ!ボーイズ(翻滾[口巴]!!男孩)』(林育賢)[C2004-42]

シネスイッチ銀座へ『ジャンプ!ボーイズ』(公式)を観に行く。公開二日目の初回はかなりすいている。宜蘭縣羅東鎭公正國民小學(+幼稚園)のちびっこ体操選手7人とコーチを追ったドキュメンタリー。落ち着かない子供たちを、安定しない落ち着かないキャメラで…

TRATTORIA Fossettaのアラカルト

夏が来たようだ。嬉しい。朝、天気予報を見て、予想最高気温が30℃を越えていると元気が出る。というわけで、昼ごはんはフォセッタ(夏が来なくても行くんだけどね)。 今日は、定番のジンダの唐揚げ、鎌倉野菜のにんにくソースに、鎌倉茄子とししとうのペペロ…

『終戦の賠償 台湾現代小説選II』

『終戦の賠償 台湾現代小説選II』読了。終戦の賠償 (研文選書 21 台湾現代小説選 2)作者: 李双沢,松永正義出版社/メーカー: 研文出版発売日: 1984/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る李双沢:『終戦の賠償』(1978)、宋沢萊:『笙仔と貴仔…

『テレビが生んだ悪役スタア 天津敏』

『テレビが生んだ悪役スタア 天津敏』読了。テレビが生んだ悪役スタア 天津敏 (日本個性派俳優列伝)作者: 天都カネ子,中田雅喜,円尾敏郎出版社/メーカー: ワイズ出版発売日: 2005/07メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (8件) を見る天津敏…

『私は20歳(Мне двадцать лет)』(Marlen Khutsiev)[C1962-21]

マルレン・フツィーエフ監督の『私は20歳』は1995年の公開時に観ているが、みずみずしい印象だけが残っていて、内容はほとんど覚えていなかった。どうしてももう一度観たくなって、午後半休をとってフィルムセンターへ行く。「ロシア・ソビエト映画祭」(公式…

『迷いの園』(李昂)

『迷いの園』読了。『自伝の小説』(ISBN:4336043841)に続いて(書かれた順序は逆だが)二冊目の李昂。なかなかおもしろかった。迷いの園 (新しい台湾の文学)作者: 李昂,藤井省三,桜庭ゆみ子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1999/03/01メディア: 単行本購入…

『胡同のひまわり(向日葵)』(張楊)[C2005-36]

張楊(チャン・ヤン)監督の新作、『胡同のひまわり』(公式)を観に、嫌いな映画館、ル・シネマへ行く。サイトに40分以上前に来いと書いてあったが、初回は満席にならなかった。張楊監督の映画が特に好きなわけではなく、はっきり言ってそんなにたいした監督だ…

『深海』(鄭文堂)(DVD)

去年の東京国際映画祭で観た(id:xiaogang:20051028#p1)鄭文堂(チェン・ウェンタン)監督の『深海』を、先日届いた台湾版DVDで観る。また高雄へ行きたくなった。 安姐(陸奕靜)の家の中などの、暖簾ごしのショットがよかった。暖簾で隔てられていることで、かえ…

PICCOLO VASOのアラカルト

逗子・小坪のピッコロ・ヴァーゾへ昼ごはんを食べに行く。今日は、鎌倉トマトとルッコラのサラダ、シコイワシのフリット(頼んだのはジンダのフリットだったのだが…)、アンチョビとキャベツのスパゲッティ、サワラのハーブロースト。それにデザートのオレンジ…

『彩鳳の夢 台湾現代小説選I』

『彩鳳の夢 台湾現代小説選I』読了。彩鳳の夢 (研文選書 20 台湾現代小説選 1)作者: 洪醒夫,松永正義出版社/メーカー: 研文出版発売日: 1984/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る台湾文学の短篇集。収録作品は、洪醒夫:『市井伝奇』(1981)…

PaPa Noelのアラカルト

私の誕生日祝いということで(4月生まれなのだが…)、パパノエル(鎌倉・由比ヶ浜)(LINK)に行く。一度アラカルトを食べてみたかったので、念願の初めての夜パパノエル。フレンチはあまり行かないが、行くのはアラカルトが充実していて、当然のように取り分けが…

『台北ストーリー』

『台北ストーリー』読了。台北(たいぺい)ストーリー (新しい台湾の文学)作者: 白先勇,朱天文,張系国,朱天心,張大春,黄凡,平路,山口守出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1999/06/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見…

イワタのホットケーキ

今日の昼ごはんはイワタ(鎌倉)のホットケーキ。知らないあいだに700円から800円に値上げされていたので、写真を撮ってみた。700円時代(d:id:xiaogang:20060320#p2)と比較してみると…、別に変わらない。